Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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刑法研究 I 増田 隆
選択  2単位
【法学研究科】 14-1-1210-1781-04

1. 授業の内容(Course Description)

 履修者の中に刑事法で修士論文を執筆する予定の学生がいる場合には、当該学生の論文の進捗状況に合わせて、適宜報告してもらい、他の学生と全員で議論する。また、刑事法以外の分野で修士論文の執筆を考えている学生や修士論文のテーマがそもそも未定の学生(修士1年生)には、各自が関心を寄せる刑法分野の重要論点について、レジュメを作成・報告してもらい、その後全員で議論する。希望者がいれば、外国語文献の購読を実施してもよいと考えている(授業時間外については応相談)。なお、履修学生の負担が過剰にならないように、講義を適宜織り交ぜるが、そのテーマについては履修学生と相談の上で決定したい。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 学部生が身につけておくべき知識や思考力以上のものを学習成果として獲得する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席と議論への参加を主軸にしつつ、レジュメの質量等も併せて考慮する。学期末試験は行わない予定である。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 松原芳博『刑法総論』(2013年 日本評論社)
 本書は雑誌連載を書籍化した基本書であるが、刑法総論の主要テーマをすべて網羅しているため、発表テーマを決めかねる者は、ここから自らの関心を引き出してもらいたい。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 修士論文の執筆に全エネルギーを注入してもらいたい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 大学院生対象の授業ゆえに、基礎学力に自信がない場合には、各自自習した上で授業に参加して欲しい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 自己紹介・担当決定など
【第2回】~【第14回】
 報告・討論又は講義
【第15回】
 まとめ