Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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比較文化演習B II 濱田 陽
選択必修  2単位
【日本文化】 14-1-1310-0430-12

1. 授業の内容(Course Description)

 【日本文化を国際的視野に立って研究】
 日本文化を国際的視野に立って研究する意識力を養うことを目的とする。
 【編集会議ゼミ】
 春学期と夏休み期間での個人研究を土台に、秋学期は着実に個人発表を行い、同時に、編集会議ゼミを運営する。毎回のディスカッションで「研究成果ポートフォリオ」をどのようなかたちで仕上げていくのか、編集会議を行う。会議の進行につれ、編集長・副編集長・ブックデザイン等の役割分担も決定する。個人発表に加え、全体としてゼミメンバーでいかに日本文化の魅力を表現できる成果集とするのか苦心する。なお、ポートフォリオは電子版としてまとめる。
 グループの連携を強化し、主体的・集合的学習能力をさらに高める。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 【文化研究の基本的ルールを理解、研究成果レジュメ・研究成果ポートフォリオ】
 1)文献資料、2)インターネット、3)フィールド(現場)の三つの情報を、総合的に収集・選択・分析し、アウトプットする基本ルールを理解し、パワーポイントまたはワードで「研究成果レジュメ」をまとめる。
 さらに、A4・2枚分に個人の研究成果を集約し、それらを集積してゼミ全体の成果「研究成果ポートフォリオ」(電子版)を作成する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 個人発表・「研究成果レジュメ」(45%)、ゼミ運営・出席・ディスカッション・SNS参加・「研究成果ポートフォリオ」(55%)

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 必要な資料はプリントで配布する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 自分の研究テーマについて日常生活のなかで常に考える習慣をつくる。テーマに即した文献・資料を収集し、情報を蓄積していく。卒業後の進路とテーマの関係について考察を深めていく。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 【文化研究のルールを守ることで創造性を発揮し、テーマを具体化していく】
 ステレオタイプな日本イメージに満足せず、想像力と分析力を発揮し、新しい日本文化像を探求する意欲をもって取り組んでほしい。
 なお、個別発表にとどまらず、ゼミ全体としてどのような成果を挙げていくのかが重要であるため、総合的な貢献の視点を養ってもらえることを期待する。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 個人発表開始
 全受講生の研究進捗状況、秋期発表計画の確認を行う。
【第2回】~【第10回】
 個人発表
 「編集会議」
【第11回】~【第13回】
 「編集会議」「研究成果ポートフォリオ」編集
【第14回】
 「「研究成果レジュメ」提出」「研究成果ポートフォリオ」確認
【第15回】
 「研究成果ポートフォリオ」披露
 総評を行なう。
 *以上の順序は入れ替わる可能性がある。