Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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第二言語習得理論 II 田嶋 英治
選択  2単位
【教育文化】 14-1-1334-3240-11

1. 授業の内容(Course Description)

 本講座は「第二言語習得理論Ⅰ」で学習したことを発展させた問題を取り上げるので、さらに理論的て難しい講座になります。特に日本語や英語の言語の指導者になることを目指す者が、「外国語学習をする際に、どのような問題が発生するのか」また「その問題をどのように処理するのか」ということをさらに研究することは、実際の指導場面において役立つと考えられます。授業は講義や発表、ディスカッションの形式で進めていきます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 第二言語習得論の学習に必要な基本的な「専門用語」、「研究」また「実際の言語指導での問題」などを中心に学習します。これらを通して第二言語習得研究について一層理解出来るようになることを目標とします。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

①授業参加 ②レポート ③発表 ④試験 等で総合的に評価します。
  (注意)ただし授業参加、試験や提出物など、上記の各項目の中に1つでも極度に悪い状況がある場合、それだけで履修が認められらないことがあります。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

【テキスト】
 迫田久美子『日本語教育に生かす 第二言語習得研究』アルク
【参考図書】
 JACET SLA研究会(編著)『第二言語修得と英語科教育法』開拓社

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 レポート、発表、ディスカッションのために十分な準備をしてください。また英文のハンドアウトも読めるように、英語の勉強もしてください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 「第二言語習得論Ⅰ」で学習したことを更に発展させて勉強してください。理論的な内容が多く難しいので、日本語能力がしっかりしている人を希望します。「言語やその指導」に関して強く関心を持ち、授業は学習に対し意欲的にまた積極的に参加してくれることを希望します。授業のシラバスや課題レポートは必要に応じて調整されます。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 第二言語習得研究はなぜ必要か
【第3回】
 第二言語習得研究の発達
【第4回】・【第5回】
 第二言語習得理論・モデル
【第6回】・【第7回】
 第二言語習得に関わる要因
【第8回】・【第9回】
 バイリンガリズムと年少者教育
【第10回】
 第二言語習得研究の方法
【第11回】・【第12回】
 第二言語としての日本語の習得研究
【第13回】
 内容理解確認
【第14回】
 日本語の習得研究と日本語教育
【第15回】
 データ分析の理解と
 第二言語習得研究の用語