1. |
授業の内容(Course Description) |
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地球から宇宙に目を向けた時にまつわる様々な物の見方を物理学的に論じる。天文学がどのように誕生し,どのように地球の存在が位置付けられたのかから始まり,月,太陽系惑星の一つとしての地球,我々の太陽,恒星の一つとしての太陽,恒星,銀河,と視点を広げ,宇宙の一生を考える。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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天文学は最古の学問と呼ばれる。これまでに蓄積された人類の英知を学ぶ。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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いくつかの問題を検討するたびに中間試験またはレポートを課す。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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『137億年の物語』,クリストファーロイド著,野中香方子訳,文藝春秋,2012。(参考) 『めざせ相対性理論』,横山厚,2008。(参考) 『宇宙史を物理学で読み解く』,福井康雄他,名古屋大学出版会,2010。(参考) 『巨大ブラックホールと宇宙』,谷口義明他,丸善出版,2012。(参考) 『太陽地球系科学』,京都大学学術出版会,2010。(参考)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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キーワードを検索し,知識の隙間を即日埋めること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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5.と同じ。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション---全体の構成のガイダインス 【第2回】 宇宙の中心はどこ,地球は丸いのか 【第3回】 プラトン的天文学からケプラーへ 【第4回】 ガリレオのロジック 【第5回】 ニュートンの公理論 【第6回】 地球の成り立ち,潮汐理論 【第7回】 宇宙機の打ち上げ,天文的距離の測定 【第8回】 光,電磁波 【第9回】 色彩,黒体輻射,星の観測,HR図 【第10回】 原子,分子と物質 【第11回】 原子,分子と物質,核分裂,核融合 【第12回】 太陽の成り立ち,恒星の成り立ち 【第13回】 星の一生---太陽は数多ある恒星の一つ 【第14回】 一般相対線理論,ブラックホール 【第15回】 宇宙の始り,銀河団,宇宙の一生
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