Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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日本古代中世史特殊研究 木村 茂光
選択  4単位
【日本史・文化財学専攻】 14-1-1340-3222-05

1. 授業の内容(Course Description)

 日本の古代・中世に関する代表的な研究論文を読み、その史学史的意味を理解するとともに、批判を試みる。
 戸田芳実、河音能平、大山喬平氏らの研究論文の中から、受講者の専門領域に関する論文を選び講読する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ①日本の古代・中世に関する研究の到達度を理解する。
 ②各論文の史学史的位置を習得する。
 ③各論文を批判的に検討し、自分の「立ち位置」を確定する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 毎回の報告内容と批判の的確性を重視する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 戸田芳実『日本領主制成立史の研究』(岩波書店)
 河音能平『日本封建制成立史論』(東京大学出版会)
 大山喬平『日本中世農村史の研究』(岩波書店)
 のなかから、関心のある論文を選択する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 1970年代の研究状況に関する知識を身につけておくこと。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 専門的な研究論文を執筆する姿勢をもって受講してほしい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンスと講読する論文の選択および分担の決定
【第2回】
 最近の古代・中世史研究に関する概観
【第3回】
 受講生の分担論文の発表①
【第4回】
 受講生の分担論文の発表②
【第5回】
 受講生の分担論文の発表③
【第6回】
 受講生の分担論文の発表④
【第7回】
 受講生の分担論文の発表⑤
【第8回】
 これまでの発表についての教師による講評・指導
【第9回】
 受講生の個別テーマに関する発表と講評①
【第10回】
 受講生の個別テーマに関する発表と講評②
【第11回】
 受講生の個別テーマに関する発表と講評③
【第12回】
 受講生の個別テーマに関する発表と講評④
【第13回】
 受講生の個別テーマに関する発表と講評⑤
【第14回】
 研究論文のプロットの発表と指導①
【第15回】
 研究論文のプロットの発表と指導②