1. |
授業の内容(Course Description) |
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本講義は、比較社会学的研究の各論として、特に「能力」という観点から、日本社会とイギリス社会の比較を試みる。 イギリスの教育・試験と比較しながら、日本社会の相対化を行う。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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日本の社会・教育についての「あたり前」ではない知識を得て、相対化の意義を理解する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席点(30%) 試験(70%)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:テキストは使用しない。 参考文献:苅谷剛彦ほか『教育の社会学――<常識>の問い方、見直し方』新版 有斐閣 2010
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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各自がこれまで受けてきた教育や、自身の学歴を思い返すこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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比較社会学Ⅰの内容を踏まえた議論となるが、比較社会学Ⅱのみの受講も可能である。 授業中に配布したプリントをファイルしておくこと。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション 【第2回】 能力を研究する視点 【第3回】 イギリスの教育(1)階級社会 【第4回】 イギリスの教育(2)試験制度 【第5回】 イギリスの教育(3)パブリック・スクール 【第6回】 イギリスの教育(4)大学 【第7回】 イギリスの教育(5)能力観 【第8回】 日本の教育(1)試験制度 【第9回】 日本の教育(2)学歴社会 【第10回】 日本の教育(3)大衆教育社会 【第11回】 日本の教育(4)階層と教育 【第12回】 日本の教育(5)能力主義 【第13回】 日本とイギリスの比較 学歴と階級 【第14回】 比較からみた日本の教育 【第15回】 まとめと試験
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