1. |
授業の内容(Course Description) |
|
心理学の基本的なテーマをとりあげながら,心理学とは何か,どのような心理的現象があり,それをどのように理解できるか,そこで扱われる科学的な手法はどのようなものかなどを解説する。ほとんどが入門的な内容となるが,研究例を具体的に解説することもある。心理学の主要な構成領域に触れながら,それらの特徴を学び,心理的現象をできるだけ客観的に理解し判断する力を身につけてほしい。 この科目は,初回に心理学全体を概観した後,続く7回で望月が基礎・実験心理学のトピックスを紹介し,後半7回で,毛利が臨床心理学について紹介する。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
心理学における根本的な考え方,主要分野,アプローチ,方法論,理論など,心理学を学ぶにあたり必要な基礎知識を習得する。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
2名の担当教員が,それぞれの担当分について独自に成績を評価し,それを総合してこの科目の成績を決定する。それぞれの評価方法は授業中に説明する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキストは指定しない。参考文献は適宜紹介する。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
・配布プリントの内容をしっかりと復習し,基礎的な専門用語を覚える。 ・授業中に出た課題をする。 ・授業中に指定された文献を読む。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
私語・迷惑行為には厳しいペナルティを科す。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス: 心理学の広がり,様々な心理学,心理学の基礎と応用 【第2回】 心理と脳: 生理心理学入門 【第3回】 感覚と知覚の心理学 【第4回】 知覚の心理学 【第5回】 記憶と注意 【第6回】 行動と学習 (1) 【第7回】 行動と学習 (2) 【第8回】 実験心理学のまとめ・試験 【第9回】 心理臨床と心理学 【第10回】 パーソナリティの心理学 【第11回】 心理アセスメント 【第12回】 心理的障害 【第13回】 心理療法 【第14回】 発達に関わる問題 【第15回】 臨床心理学のまとめ・試験
|