1. |
授業の内容(Course Description) |
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英語で書かれた心理学、臨床心理学の書物や論文を講読することにより、心理学に関わる英文・文献の読解力を養う。今学期は心理学倫理問題に関する文献を取りあげ、心の専門家はどんな倫理問題になぜ巻き込まれていくのか、どうしたらトラブルを避けられるかなどについて学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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英語で書かれた文献を読みこなし、専門知識を広める。英文による臨床心理学用語を学ぶ。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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文献を分担講読する担当時の成績と授業中の発言を加味する。ゼミへの出席・討議への発言、平常点、レポート、期末試験を総合して評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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M. Linda Campbell, Melba Vasquez, Stephen Behnke, and Robert Kinscherff『APA ETHICS CODE COMMENTARY AND CASE ILLUSTRATIONS』American Psychological Association 2009 (参考図書) トマスF.ネイギー著,村本詔司(監訳),浦谷計子(翻訳)『APA倫理規準による心理学倫理問題事例集』創元社 その他、適宜、授業内で紹介する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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担当箇所を予習し、翻訳したものを用意すること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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心の専門家として仕事をする場合、倫理的問題を考えることは大切であることを学んでほしい。 なお、希望者が多い場合には、授業運営の都合上、受講人数に制限を設けることがある。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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分担した箇所の翻訳を検討し、討議を行う。 【第1回】 ガイダンスとオリエンテーション、翻訳分担 アメリカ心理学会倫理基準の10項目が、10章に分けて事例を入れて記述されている。英語文献講読Ⅰでは、5章まで講読することを目標にする。 【第2回】~【第14回】 発表と討議 【第15回】 まとめと試験
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