Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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超域文化概論 江原 裕美
必修  2単位
【超域文化専攻】 14-1-1410-0087-13

1. 授業の内容(Course Description)

 現代社会はグローバル化が一層進み、情報が広く普及するとともに、さまざまな国、地域や民族集団の文化が注目されることになろう。多様な民族が混じりあって暮らす多民族多文化社会は、シティズンシップという共通性と同時に、それぞれの差異が承認される社会であることが求められる。本授業では各受講生が専攻する文化圏の文化に関わる興味あるテーマについて発表しあい、知識を共有する。同時にそこで生じてきている多民族化、多文化化の様相に共通の理解を深め、グローバル社会への考察を試みることを目的とする。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 それぞれの専攻地域や言語を生かして、各文化圏の代表的知識人の言論や表現に関し、原書資料を利用した発表を行う。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席、提出物、レポートなどで総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 適宜指示する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 指定する資料を読み、それぞれの専攻するテーマと関連させつつ論評を行う準備をすること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 コンスタントな出席を心がけるとともに、指定された文献の予習を行うこと。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション、授業の進め方、研究の方法、評価など。
【第2回】
 「超域文化」を考える視点
【第3回】
 「超域文化」と個別文化
【第4回】
 個別文化を貫くもの
【第5回】
 多文化化へ向かう社会と超域文化の考え方
【第6回】
 専攻する文化圏の文化と比較1
【第7回】
 専攻する文化圏の文化と比較2
【第8回】
 専攻する文化圏の文化と比較3
【第9回】
 専攻する文化圏の文化と比較4
【第10回】
 専攻する文化圏の文化と比較5
【第11回】
 異なる文化圏の文献を読む1
【第12回】
 異なる文化圏の文献を読む2
【第13回】
 異なる文化圏の文献を読む3
【第14回】
 文化力とは何か 
 まとめの討論
【第15回】
 レポート提出と振り返り