Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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中国語会話 III 劔重 依子
必修  1単位
【外国語】 14-1-1410-0666-05

1. 授業の内容(Course Description)

この授業は一年程度の中国語学習歴がある学生を対象に、文法の基礎を復習しながら「聞く力」と「会話能力」を高めていくことに重点を置きます。簡単なフレーズの作り方を学び、語順の重要性を理解しながら中国人らしい表現を身に付けていきます。旅行や留学時によく使うフレーズを中心に勉強していきます。特に初級の内容を土台として数多くの定例句を作る訓練を行うことで、中国人の日常的会話文として成立するコミュニケ−ション能力を獲得していきます。
 二年目なので、幅広く語彙をマスターすることを目標に置き取り組みます。繰り返し応用練習し、その場で消化していく方法で授業を進めていきます。
 PPTや関連ビデオを見ながら、実際会話における応答表現についてシミュレーションし、身に付けていきます。同時に、映画内のセリフや歌詞を通して日常の多様な会話表現も学んでいきます。
 中国語検定試験模擬の練習を(授業の一環として)数回程度行ないます。
 ※この授業はオープン科目なので、他学部の学生も履修することができます。「コミュニケーション中国語Ⅰ―Ⅱ」を終え、基礎文法の復習や会話をより学びたい学生は大歓迎です。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

この段階になりますと、日常会話に必要とされる語彙を完全にマスターすることと慣用文型表現(接続詞)の使い方を学ぶことが重要になります。語彙を覚えながら、覚えた語彙を活用し、作文力を身に付けることを目指します。反復訓練を通して基礎文法を完全に習得するとともに基礎会話文が作れる能力の育成を目標とします。
 また、中国語映画を観たり中国語歌唱を聞くことで語彙を着実に増やすと共に、ネイティブなヒアリング能力とトーキング能力を強化します。
 中国語検定試験の模擬練習を通して、中国語の微妙な言葉表現をしっかり学ぶと共に、伝達力、理解力などの基本コミュニケーション能力を身に付けることを目指します。
 前期終了時点では4~3級レベルの能力を取得できるようになることを目標とします。
 

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業の出席率と毎回の積極的な受講態度を重要視します。ノートの取り方や宿題・小テスト(60%)+期末試験(40%)の配分で評価します。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 『サクセス中国語』郁文堂 海村 惟一(他) 著
 補充教材とプリント

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

言語習得は練習を繰り返し行なうことが肝心で、毎回の授業前に30分~1時間の復習・予習をするだけで、まったく効果が違ってくることを信じてください。
 さらに中国語能力を大きく伸ばすためには語彙の量を増やすことが重要です。単語をフレ-ズと一緒に覚えることと、その単語で簡単な文章を作ってみることを常に行うことが効果的な勉強法です。授業以外にもテキストに備えられたCDを繰り返し聴くように心掛けましょう。毎回単語と重要フレ-ズをチェックしますので、必ず暗記して下さい。


 

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

語学は楽しみながら勉強する気持が大切で、それが上達への早道です。また、授業中に教科書以外に出てきた良く使うフレーズや言い回しを必ずノートに取って下さい。積極的に授業に取り組む姿勢が大切です。
 授業中の私語は厳禁です!! 

7.
授業の計画(Course Syllabus)

 各回の内容は教材に沿いながら内容を調整して授業を行います。
【第1回】
 ガイダンス ピンイン復習
【第2回】
 プロファイル(自分と他人)について
【第3回】
 家族についての言い方と聞き方
【第4回】
 リスニングと会話シミュレーションⅠ
【第5回】
 一日の生活について語る
【第6回】
 リスニングと会話シミュレーションⅡ
【第7回】
 お買い物について
【第8回】
 リスニングと会話シミュレーションⅢ
【第9回】
 中間発表・テスト
【第10回】
 中華料理について
【第11回】
 リスニングと会話シミュレーションⅣ
【第12回】
 天気と季節につて
【第13回】
 旅行に関すること
【第14回】
 夏休みの生活について
【第15回】
 まとめとテスト