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授業の内容(Course Description) |
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2014年度前期セミナーでは、Precious (2009), The Help (2011)とDjango Unchained (2012)などの話題映画を鑑賞し、作品に描かれた現代アメリカの文化、社会問題を取り上げ、人種、ジェンダー、民族などの視点から学生とともに考えていきます。南北戦争前の西部から、1960年代のミシシッピ州、1980年代ニューヨークのハーレムまで、三つの作品の時代設定もテーマも異なるが、歴史の流れの中で多人種、多民族のアメリカ社会の過去と現状を捉え、アメリカ社会と文化に対する理解を深めていきます。 また、映像に限らず、映画の原作や翻訳も読み解き、映画との違いを考察します。 このセミナーは、授業の主題を意識しながら、学生が各自でリサーチを行い、発表することを中心に進めます。それぞれ興味を持っているテーマを選択し、そのテーマの調査と研究を通じて、資料の集め方、論証と発表の方法を習い、思考力を培うことができる。さらに、原作、映像作品を使い、英語の読解と表現力の向上も図りたい。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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1.映像作品、新聞記事と文学作品などを通して、英語の理解力と読解力の向上を目指します。 2.様々な参考資料、原作と翻訳などを読解し、アメリカ文化、社会、歴史を様々な角度から理解することを目標とします。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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口頭発表・出席・提出物による総合評価。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト、参考文献は開講時に告知します。 原作、翻訳と参考資料のプリントを随時に用意し、配布します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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1.授業で扱う新聞記事、文学作品と関連する資料を予習した上で授業に臨むこと。 2.予定として、口頭発表と期末ペーパーが課される。学生には授業で配布した資料を理解してもらう上で、図書館の関連資料を利用し、十分に用意した上で説得力のある発表をしてもらいたいです。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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新聞記事、文学作品を原作で読むことで、語彙を増やし、英語で読解する習慣を身につけてほしい。 自分の趣味、これまでの勉強に縛られず、もっと広く世界の文化、歴史に興味を持ってもらいたい。 授業中の睡眠、私語、携帯を厳禁とします。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 Introduction 【第2回】~【第6回】 授業で扱う予定の作品紹介(変更の可能性があります) (1) Django Unchained (2012) (2) Precious (2009) (3) The Help (2011) 【第7回】~【第14回】 Students' presentations 【第15回】 Review and preparation for term papers
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