1. |
授業の内容(Course Description) |
|
「フランス人は本当に結婚しないのか?」「ナポレオンはヒーローなのか?」「Louis Vuittonの鞄はどこで作られているのか?」 この授業では、フランスに対するそのような問い(偏見?)に直面し、フランスの政治文化・社会文化・スポーツ文化・娯楽文化などさまざまな文化現象を学びます。できるだけ多くのデータを利用し、映像を見たり、新聞記事などを分析したりして、一般的なフランス文化の知識を高めながら、フランス(人)に対するいくつかのイメージ・偏見について考えたいと思います。 各テーマ(家族事情、ブランド品の裏話、人気のあるスポーツ、フランス革命、フランスの方言等々...)は基本的に二回にわたって紹介し勉強していきます。 尚、初回の授業では、履修者に対してアンケートをとって、どのような分野・テーマに感心を持っているかを確認してから、ある程度それに合わせて授業計画を工夫したいと思います。 授業の途中か終わりには、抜き打ちで授業の内容に関するクイズを行ったり、短いレポート(レスポンス・シート)を提出してもらったりすることもあり、評価の対象とします。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
①多様性をもつフランス文化についての理解、そして現代フランス社会と文化への関心を深めること。 ②ある国・地域・民族に対する偏見とは何か、それらをどう覆せばいいのか、というような問題についても考えること。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
・期末試験50% ・クイズ/レスポンス・シートの提出30% ・出席/授業への参加態度20%
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
随時プリントを配布する。 参考書は開講時、ほか授業中に適宜指示する。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
メディアライブラリーセンター等を積極的に活用し、講義で取り上げる内容について確認しておくこと。 また、講義の内容を少しずつ確認・復習しておかないと期末試験に間に合わないので、講義の前に前回の確認・復習を行うこと。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
①欠席をしないこと(3分の1以上欠席した場合、特別な事情がない限り、評価の対象とならない)。 ②感想や意見を聞かれることがしばしばあるので、そのつもりで積極的に授業に参加すること。 ③遅刻と授業中の私語や携帯の使用は厳禁とする。一生懸命聞いている人の邪魔になると判断した場合には即刻退室してもらう。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
以下のテーマを扱う予定ですが、初回授業のアンケートの結果によって、変更する可能性があります。 地理(世界の中のフランス)/言語/フランス革命/スポーツ/ブランド品の裏話/家族事情/フランス共和国とは何か/自由・平等・友愛/国旗と国歌/地方料理/世界遺産/日仏関係/フランス語圏(「フランコフォニー」)/移民大国としてのフランス/多民族社会/政教分離のひきずる問題/教育制度等々...
|