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授業の内容(Course Description) |
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このセミナーでは、私たちの身の回りにある問題、とくに現在グローバルな規模で生じている倫理的な諸問題を扱う予定です。主に貧困・格差・環境破壊・人権問題などをテーマとして扱います。 今年度はグループ・ワークを中心にしていきます。こちらからいくつかのテーマを提示しますので、いずれかのテーマを選び、グループごとに共同で文献調査・論点整理をして発表してもらいます。その後、皆でそのテーマについてディスカッションしていきます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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・現在、世界で起きているグローバルな諸問題について、自己の問題意識を深めることができる。 ・自分の選んだテーマに関して関連文献を調査し、皆の前で発表することができる。 ・他人の意見や発表に対しても敬意や関心を示し、ディスカッションに積極的に参加することができる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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成績の評価配分(予定)は以下の通り。 1.ディスカッションへの参加度 20% 2.文献調査・論点整理・アウトライン作成への参加度 20% 3.グループ発表 30% 4.レポート 30% 注意事項 1.グループ・ワークでの各作業には積極的な参加が求められる。それぞれの作業に十分参加していないと思われる場合は、「D」評価が与えられる可能性が高いので注意すること。 2.このセミナーではグループ・ワークを中心に行うため、欠席は原則として認められない。欠席が5回を上回る場合は、やむを得ない場合を除き、原則として失格となる。また欠席が3回を超える場合には、その他の評価が良好な場合でも、「B」評価以上は与えられないものとする。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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とくにテキストは予定していません。 参考文献は適宜、リストにて紹介します。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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文献調査からグループ発表まで、ほぼすべての作業を各自で行ってもらうので、ほぼ毎回、授業外での作業が必要となる。具体的には、自分の選んだテーマに関する文献調査・基本知識の整理・論点整理・発表原稿作成などが求められる。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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私たちは多くの情報を新聞・テレビなどのメディアから得ているが、現在で世界で起こっている出来事を理解するためには、ただメディアで流される表面的な情報だけで満足してはならない。 私たちの目に映る出来事の背後にどのような現実が隠されているのか、ということをつねに意識しながら、現実に対して批判的な視点をもって探究してほしい。そうすれば、地球上の遠くかけ離れた場所で起きている出来事が、意外にも私たちの生活と密接に関係しているということに気づくはずである。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス―授業の進め方についての説明 【第2回】 レポート作成・発表についての説明 【第3回】 プレ・ディスカッション(1) テーマの選定と文献の収集 【第4回】 プレ・ディスカッション(2) 基礎知識と論点の整理 【第5回】 プレ・ディスカッション(3) 学習目標の作成 【第6回】 プレ・ディスカッション(4)文献調査 【第7回】 プレ・ディスカッション(5)アウトラインの作成 【第8回】~【第14回】 グループ発表とディスカッション 【第15回】 レポート作成の準備
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