1. |
授業の内容(Course Description) |
|
本授業では、「万能の天才」とも称される17世紀ドイツの哲学者ライプニッツ(Gottfried Wilhelm Leibniz, 1646-1716)の生涯と多様な業績を紹介します。その際、アネッテ・アントワーヌとアネッテ・フォン・ベティヒャーによる絵本『子供たちのためのライプニッツ』をテキストとして用います。テキストのタイトルからもお分かりのとおり、この授業が対象とするのは、はじめて哲学を学ぶ人たちです。分かりやすいテキストと参考資料を読むことをとおして、ライプニッツの哲学とその歴史的な背景について入門的な知識を身につけます。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
①授業で扱う事柄について、その意味や内容を調べることができる。 ②教員による説明や解説をきちんとノートに取ることができる。 ③授業内容に対して興味や関心を示すことができる。 ④授業で扱われた事柄について、その意味や内容を説明することができる。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
①準備学習:30点 ②授業態度:20点 ③リアクションペーパー:20点 ④テスト:30点
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
テキスト:プリントを配布します。 参考資料:酒井潔(著)、『ライプニッツ』、清水書院、2008年。 その他については授業中に適宜紹介します。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
毎回の授業で宿題が課されますので、次回の授業の開始時に提出してください。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
この授業が対象とするのは、はじめて哲学を学ぶひとたちです。哲学に興味を持っている人たちはもちろんのこと、「哲学ってどんな学問なんだろう」「哲学ってなんか難しそう」と思っている人たちもぜひ参加してください。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 イントロダクション 【第2回】 ライプニッツの自己紹介、モナとデニ 【第3回】 少年ライプニッツ、職業は普遍学者、ライプニッツの書き物 【第4回】 17世紀のハノーファー、ライプニッツの上司たち、ライプニッツのファンたち 【第5回】 ライプニッツの衣装、ライプニッツは旅行中、ロシアと中国 【第6回】 私たちの生きている世界は最善の世界? 【第7回】 モナドとはなにか? 【第8回】 心と身体の関係はどうなっている? 【第9回】 動物に魂はある? 【第10回】 諸宗教のあいだの平和を目指して 【第11回】 二進法のアイディア、ニュートンとの争い 【第12回】 計算機の開発、風車の開発、噴水の開発 【第13回】 死後の名声、コンピューターの発明家ライプニッツ? 【第14回】 ライプニッツ・クッキーの由来、生きているライプニッツ 【第15回】 まとめとテスト
|