Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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芸術と社会貢献 I 大貫 真寿美
選択  2単位
【人間文化】 14-2-2110-0706-03

1. 授業の内容(Course Description)

 「芸術」というものは「個人の想いや考え感情を表現する」ものだけと捉われがちですが、「共有する想いを元に制作する」「制作することによって共有する想い」ということもあります。本講では、「個人が制作したものを社会に役立てるてだて」を考えます。そしてワークショップを計画して実践してゆきます。また、イベントを盛上げるために作品を制作するなど「芸術が社会にできること」を探し、個人の表現だけにとどまらず、発信してゆくことを考え実行してゆきます。他学科や社会と交流するきっかけもつかみます。
 帝京大学幼稚園へ3回伺い、園児とのワークショップを計画・実行します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 芸術を通じての社会貢献を考え、その方法を提案できるようにする。プレゼンテーションの能力をつける。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 毎回の制作およびレポート。プレゼンテーション。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 特になし、毎回提示。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 世の中がどのような状況にあるか、常に把握する努力。自分で自ら考えることを習慣とする。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 常に物を考えること。社会の問題点に関心を持つこと。自分ができることを考えること。
※帝京大学幼稚園とのワークショップの際には、服装・立ち振る舞いにも気をつけること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ・オリエンテーション
 ・表現とは何か
【第2回】
 ・「ゆるキャラ」に学ぶ地域貢献
 ・ 学部非公認「ゆるキャラ」を考えよう
【第3回】
 ・ワークショップ計画①
【第4回】
 ・ワークショップで行う制作試作と計画の再考
【第5回】
 ・ワークショップ実技・ワークショップ①
【第6回】
 ・オブジェを作ろう
【第7回】
 ・さまざまな素材を組み合わせてみよう
【第8回】
 ・大人も子供も楽しめる制作とは何か
【第9回】
 ・ワークショップ計画②
【第10回】
 ・ワークショップ②
【第11回】
 ・プレゼンテーションについて
【第12回】
 ・自らのプレゼンテーション
【第13回】
 ・ワークショップ③
【第14回】
 ・ポートフォリオの発表
【第15回】
 ・まとめ