Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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書道文化概論 I 中村 健太郎
選択  2単位
【人間文化】 14-2-2110-3356-05

1. 授業の内容(Course Description)

 日本と中国の書道文化について理解を深めることを目的とする。中国大陸から書を受容した日本では、平安時代に「仮名文字」が発生するなど、独自の発展を見せながら現在まで継承されている。書道という共通の文化を持ちながら、各時代や地域の差から、どのような文化がそれぞれ形成されたかについて、資料をもとに確認していく。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 ・授業で取り上げた書道文化について説明できる。
 ・日本と中国の書道文化について、類似点・相違点を説明できる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 レポートの提出(4割)、授業時間内の小テスト・授業時の参加状況を合計した平常点(6割)で評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 参考図書:『書の総合辞典』(柏書房)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 博物館、美術館などの常設展や特別展を利用して、実物鑑賞の機会を多く持つように心がける。また、参考文献と配布プリントを活用して、毎時間の予習・復習を行う。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 レポートは、美術館・博物館の見学が必須となる。毎時間取り上げる資料を通して、書道文化の楽しさや奥深さを体感してもらいたい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 授業の目的と内容、授業の進め方、評価の仕方など
【第2回】
 書道文化の範囲
【第3回】
 日本の書道文化・古代(1)
【第4回】
 日本の書道文化・古代(2)
【第5回】
 日本の書道文化・古代(3)
【第6回】
 日本の書道文化・古代(4)
【第7回】
 日本の書道文化・中古(1)
【第8回】
 日本の書道文化・中古(2)
【第9回】
 日本の書道文化・中古(3)
【第10回】
 日本の書道文化・中古(4)
【第11回】
 日本の書道文化・中古(5)
【第12回】
 日本の書道文化・中古(6)
【第13回】
 日本の書道文化・中古(7)
【第14回】
 中国・朝鮮半島の書道文化の比較
【第15回】
 まとめ、レポート提出