Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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化学入門 I 大石 不二夫
【Ⅵ】  2単位
【Ⅵ 自然法則と数理科学を学ぶ】 14-2-2120-2702-02

1. 授業の内容(Course Description)

 科学には自然科学と人文科学と社会科学があるが、自然科学はサイエンスとも呼ばれる。このサイエンスの基本が物理と化学と生物であり、その化学の基礎と考え方を学ぶ。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 原子、分子の誕生から化学の基礎がわかり、化学的に考えることができる。具体的には、元素の周期律と栄養素の役割を理解し活用できる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 レポート点(40点)期末テスト(60点)。欠席と遅刻は減点する。特別加点あり。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:三浦洋四郎著『生命と環境の化学』(八千代出版)
 参考書: 小島一光著:『基礎固めの化学』(化学同人)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テキストを予習

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 化学記号や化学式の便利さに気づき、化学が好きになるようになる。信じてついてきてほしい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 なぜ化学を学ぶ必要があるか?
【第2回】
 原子と分子の誕生
【第3回】
 元素の周期率と化学結合の基礎、原爆と原発
【第4回】
 酸と塩基とpH
【第5回】
 無機化合物と有機化合物、異性体
【第6回】
 身近なタンパク質
【第7回】
 酵素
【第8回】
 狂牛病とプリオン
【第9回】
 糖質と人工甘味料
【第10回】
 食物繊維
【第11回】
 脂質の種類
【第12回】
 脂質の過酸化
【第13回】
 油脂―天然と人工、コレステロール
【第14回】
 核酸の種類、遺伝子とゲノム、最近とウィルス、HIVとエイズ
【第15回】
 全員討論「環境問題における化学の役割は?(原因・経過・対策)」