Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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地球環境論 I 大石 不二夫
【Ⅶ】  2単位
【Ⅶ 地球環境と生命科学を学ぶ】 14-2-2120-2702-06

1. 授業の内容(Course Description)

 原発事故による放射線汚染をはじめ地球環境が危機である。産業革命を転機に先進国の人口が急激に増え、第二次世界大戦後、途上国の人口も急上昇し、産業の発展とともに地球環境の悪化が著しい。地球環境の保護はひとごとではなく、待ったなしの急務である。しかも環境に関連するビジネス(エコビジネス)のチャンスでもある。世界の災いを福に転じるために、この地球環境論を学ぼう。ここでは、地球環境問題の本質を探り、環境変化の実例について、具体的に学ぶ。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 それぞれの地球環境問題の実情がわかり、何故こうなってきたか?問題の本質と環境の悪化を防ぐための対策がわかり、われわれ自身の対策を提案する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 レポート点(40店)期末テスト(60点)。欠席と遅刻は減点する。特別加点あり。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:斎藤勝裕著:『環境ここがポイント』(三共出版)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 テキストを予習

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 テキストの予習と新聞の切り抜きやTVでのトピックスのメモを準備すること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 生活と環境問題~体内環境・衣食住の環境・身近な環境・地域の環境~
【第2回】
 国内環境・アジアの環境・地球環境の問題
【第3回】
 公害病とはなにか?その発生の背景は?どんな経過で進行し、おさまってきたか?
【第4回】
 公害病「水俣病」と「新潟水俣病」
【第5回】
 公害病「イタイイタイ病」と「四日市ぜん息」
【第6回】
 公害病「ヒ素ミルク事件」と「PCB事件」
【第7回】
 公害と化学物質
【第8回】
 生活と公害
【第9回】
 地球環境問題「地球温暖化」
【第10回】
 地球のエネルギーバランスと「温室効果ガス」
【第11回】
 二酸化炭素
【第12回】
 オゾンホール
【第13回】
 フロンと代替フロン
【第14回】
 エネルギーと環境問題~福島第1原子力発電所の事故による環境汚染~
【第15回】
 原子力発電と自然エネルギー発電