Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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広告文化論 吉野 ヒロ子
選択  2単位
【社会】 14-1-1350-3807-03

1. 授業の内容(Course Description)

 コーポレート・コミュニケーションには、広告・プロモーション・マーケティング・広報などさまざま活動があるが、この講義では他の活動も視野に入れつつ、広告が生み出した文化的側面について学ぶ。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 講義を通じて、広告文化の基本的な考え方を把握し、現代の社会への理解を深める。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 レスポンスペーパー50%(出席回数含む。10回以上出席)、レポート50%(第14回講義までに教場提出)とし、総合的に判断する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 『広告ビジネス入門』(日本広告業協会編)・『現代広告論』(有斐閣アルマ)ほか

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 ・身の回りの広告に関心を持ち、ユニークなもの、興味深いものは蓄積してレポートに役立てる
 ・講義で紹介した書籍などに眼を通す

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 毎回レスポンスペーパー(A4・1枚)を課します。書くのが苦にならない人、書くのが苦手だが改善したい人を歓迎します。
 レスポンスペーパーのうち、興味深いものは次回講義冒頭で、個人情報は伏せて紹介させていただきます。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 講師自己紹介と今後の講義について
【第2回】
 「広告」の定義と、コーポレート・コミュニケーション
【第3回】
 江戸時代の広告と近代広告の黎明
【第4回】
 高度成長期の広告と80年代の「PARCO」「セゾン」文化
【第5回】
 生活者の変化
【第6回】
 広告メディアとしての雑誌文化
【第7回】
 インターネットの登場とクロスメディア
【第8回】
 CSRと公共広告
【第9回】
 ドラマ・映画とプロダクト・プレイスメント
【第10回】
 広告とブランド
【第11回】
 事例:広告に登場する「家族」
【第12回】
 事例:広告と「自分らしさ」
【第13回】
 事例:ゲーム産業の広告
【第14回】※レポート提出締切
 カンヌライオンズ受賞作紹介
【第15回】
 レポート講評とまとめ