Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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現代企業論 II 小林 貞雄
選択必修  2単位
【経営】 14-1-1110-3397-10A

1. 授業の内容(Course Description)

 学生の皆さんがこれから社会人となられる時に、職業の選択を行う事となりますが、「いい企業」とはいったどんな企業の事を言うでしょうか。この授業では企業を評価するツールを紹介しながら、「いい企業」とはどんな企業なのかについて皆さんと考えていきたいと思います。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 現代企業論Ⅰで学んだ基本をベースに、現代企業論Ⅱはその実践編として、過去の事例等から、どんな事が起きたのかを学びながら、皆さんだったら、その時、どんな判断をしたのかを考え、「いい企業」とは、との答えに至るお手伝いを目的とします。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 [中間テスト」「期中テスト」「期末レポート」を通じて、課題の理解度、理論的な思考展開力、自己表現を通じたコミュニケーション力等を多角的に評価します。 
 評価は「中間テスト」「期中テスト」「期末レポート」「クラスパーテシペーション(授業への参加態度)」「出席状況」等を総合的に評価します。
尚、「期末レポート」に変え、「期末テスト」に変更することもあります

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 授業でのテーマに対し、適宜参考文献を紹介します

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 新聞・テレビ・雑誌等で現代の企業が抱える問題点はいくつも報道されています。報道に対して「自分だったらどうしただろうか」と考える癖を付けてください。
 授業のメイン・テーマについて、毎回復習用の【課題】を提示します。テスト問題はその【課題】を中心に出しますので、自主学習をきちんとやってください。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 「皆が言っているから、答はこれだろう」とか「ネット検索で答えを探そう」といった事では、説明責任が果たせる答えとはなりません。社会に出れば説明責任は常に求められます、「自分で調べ、自分で考え、自分の言葉で説明する」を基本とする授業です。
 LMSを多用しますので、履修前にLMSの習得は必修です。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション 
【第2回】
 企業収益向上に向けて(ROE)
【第3回】
 電力自由化とエンロン
【第4回】
 サーベンス オクスレー法とCOSO
【第5回】
 会社の組織、内部統制、GEのガバナンス体制
【第6回】
 企業を取り巻くリスク(マーケットリスク)
【第7回】
 期中テスト
【第8回】
 健全な企業経営―Ⅰ
【第9回】
 健全な企業経営ーⅡ
【第10回】
 経営者の行った判断 Ⅰ (損失)
【第11回】
 経営者の行った判断 Ⅱ (法令違反)
【第12回】
 経営者の行った判断 Ⅲ (欠陥製造物)
【第13回】
 期待される社員像
【第14回】
 2014年と日本企業
【第15回】
 まとめ