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授業の内容(Course Description) |
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産業について学ぶプロセスを通じて、社会人として通用する能力を涵養する。演習Iでは、経済ニュースを使用して、経済活動、産業活動、企業活動を学ぶ。 演習(ゼミ)とは、第1に、学生が人間的に成長する「場」である。ゼミは、学生の居場所であり、帰属意識を抱く組織でもある。したがって、演習で重視することは、コミュニケーション(教員と学生、学生どうし)である。時間割上の演習及びこれに付随するゼミ活動を通じて、十分なコミュニケーションをとり、ヒューマン・ネットワークを形成(仲間意識を醸成)する。また、社会人の考え方・ルール(仕事の仕方)を体得する。 第2に、ゼミは、アカデミズム(学問・研究)について触れる「場」である。ゼミは、自由に考え、活発に議論する機会でもある。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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(1) 経済・産業の動き及びその背景を理解する。 (2) 企業の動きおよびその背景を理解する。 (3) 社会人としての、ものの見方・考え方を習得する。 (4) 企業・官庁等で応用できる仕事の仕方を習得する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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ゼミ(時間割上の演習以外の「ゼミ活動」を含む、以下同じ)への出席、学習への姿勢(やる気、積極性)、社会人にふさわしい態度・能力で総合評価する。ゼミへの出席は、最低限の義務である。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト・参考文献は、授業の中で適宜紹介する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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教員や他の学生との積極的なコミュニケーションは、最も重要なゼミ活動である。時間割上の演習以外のゼミ活動がある。個人またはグループで報告する場合には準備作業が必要である。他大学・外部機関との合同のゼミ、外部の実務者の講演への参加も求められる。また、ヒューマン・ネットワークを形成(仲間意識を醸成)するための諸活動もある。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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一定の規律の下、明るく、楽しい、笑顔のあるゼミにしたい。ゼミ(時間割以外の「ゼミ活動」を含む。以下同じ)への出席は、最低限の義務である。ヒューマン・ネットワークの形成ためには、1年間という期間は短すぎるので、卒論執筆+4年生を対象とする自主ゼミへの参加が必要と考えている。ゼミの内容そのものが就活対策になっているほか、就活への支援の労は惜しまない。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション。ゼミの進め方、ゼミのルールの説明を受ける。 (注:【第2回】以降の内容は、学習の進捗状況、学生の理解の程度などにより変更する。合同ゼミ・講演などに置き換えることもある。) 【第2回】 調査の方法、媒体の利用の方法、データの集め方、報告のルールを理解する。 【第3回】 経済活動の理解(1):経済活動に関する時事的な話題を選び、構図と背景を調査・報告し、質疑応答、議論を行う。 【第4回】 経済活動の理解(2):同上。 【第5回】 経済活動の理解(3):同上。 【第6回】 経済活動の理解(4):同上。 【第7回】 産業活動の理解(1):産業活動に関する時事的な話題を選び、構図と背景を調査・報告し、質疑応答、議論を行う。 【第8回】 産業活動の理解(2):同上。 【第9回】 産業活動の理解(3):同上。 【第10回】 産業活動の理解(4):同上。 【第11回】 企業活動の理解(1):企業活動に関する時事的な話題を選び、構図と背景を調査・報告し、質疑応答、議論を行う。 【第12回】 企業活動の理解(2):同上。 【第13回】 企業活動の理解(3):同上。 【第14回】 企業活動の理解(4):同上。 【第15回】 総括。産業活動、経済活動の背景にある一般原則を考える。
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