Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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ECCP(実務英語) II 池村 俊郎
選択  2単位
【観光経営】 14-1-1120-3394-22A

1. 授業の内容(Course Description)

 ECCPの秋季選択科目C(実務英語)のA2クラスとして授業を行います。(2014年度は進度判定テストをもとにA1,A2,Bの3クラス編成)。情報をとる手段として英語を活用し、コミュニケーション手段としての初歩的な英語の役割に焦点をあてて学習するという前期の方針を踏襲します。ただし、前期よりレベルを上げますので、前期合格者を対象とします。外国語学習に王道はありません。また週1回の講義だけでは十分な成果を上げるには時間不足を否めませんから、自習、復習に努力すること、ラジオ英語講座など大いに活用することを奨励します。
 前期を踏まえ、新たな基本書を選定します。基本書など英語教材について全員に教室で前週に学習した部分を課題として翻訳してもらいます。英語を実務コミュニケーションで使えるようになるには自分で口を開くことが大切です。どんなに下手な英語でもかまいません。短い記事や良い文章を大きな声で、繰り返し音読していくことを心がけてください。
 一定レベルの教材、英語文章を日本語に翻訳できる力の養成が基本です。日本語に翻訳できることで構文把握力、文法、語彙力のすべてを判定できます。その基礎作業を「退屈」と感じるようでは英語力の基礎はいつまでもできないと理解しておいてください。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 基礎的な英字新聞記事や時事問題の英語解説を読めるようになること、英語を少しでも身近なものに感じるようになり、実社会へ出てからも自分なりに英語学習を継続できるきっかけとなる授業を目指します。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 出席、単語テスト、課題など10%、各クラス(A1,A2.B)共通テスト20%、リスニング10%、最終テスト60%-おおよそ、上記の配分を目安に総合評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 前期に続き、『キクタン・ビジネス単熟語(基礎編)』を毎回学習し、ビジネス基礎単語の習得を目指します。電子辞書や英語辞書はクラス必携。授業中の使用も可。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 春季のアセスメント・テスト結果によっては基本教材のレベルは変わる可能性がありますが、自宅学習として講義で使う基本書の予習、音読を行うこと。キクタン・ビジネス単熟語(基礎編)を毎回学習していくので、引き続き暗記につとめること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 繰り返しますが、英語学習に王道はありません。だれもがニューヨークやロンドンで使われている最先端の高度な英語力を身につけられるものでもありません。しかし、将来、共通言語となるアジア地域の英語についていえば、一定レベルのコミュニケーション英語力をだれでも身につけることはできるのです。そのためにも、自宅での独習と音読を継続するように。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】~【第14回】
 キクタン・ビジネス基礎単熟語1日16語を学ぶ(通年の予定)。単語力テストを適宜実施。
 基本書(9月開講時に紹介する)の購読。
 聞き取りと単語力増強、および口を動かし、英文を暗記するため、やさしい英語朗読をシャドウイング(英文朗読を同時進行で繰り返していくこと)する。そのための教材を使用。引き続き英国BBC・TVの時事番組も利用します。 途中、各クラス共通のアセスメントテストを実施します。
【第15回】
 まとめとテスト。