Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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演習 I 伍井 和夫
必修  2単位
【観光経営】 14-1-1120-3396-14A

1. 授業の内容(Course Description)

 取締役会の「内部統制」システム構築責任は、会社法第362条(取締役会の権限等)において明示されている。そして、この「内部統制」は、リスクベースの経営管理手法としても捉ることができる。この演習の春期では、テキストの輪読、ディスカッション、及び個人課題発表を通じて「内部統制」の理解を深め、秋期の事例研究に繋げる。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 「内部統制」に関わる理論と実務を体系的に把握すると同時に、プレゼンテーションとディスカッションの手法を身に付ける。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 テキストの要約報告内容(30%)、演習の運営やディスカッションへの貢献度(30%)及び最終個人課題報告内容(40%)を総合的に評価する。尚、5回を超えて欠席した者は成績評価の対象外とする。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:八田進二著『これだけは知っておきたい内部統制の考え方と実務』日本経済新聞社
      2006年
 参 考 書:トレッドウェイ委員会組織委員会著 鳥羽英至、八田進二、高田敏文共訳『内部統制の統合的枠組み』理論編及びツール編 白桃書房 1996年
      鳥羽英至著『内部統制の理論と制度』国元書房 2007年

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業時間外の具体的な準備学習内容や課題は、LMSを通じて提示及び評価する。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 LMSを有効活用するため、パソコン及びインターネットの環境を整備しておくこと。おもしろおかしく(Joy & Fun)学習できるように、教員と共に工夫しよう。また、演習では、学生相互の人間関係も重要である。お互いに切磋琢磨する中で、生涯の友を得るように努めること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス:ゼミの進め方や学習の仕方などを説明する。
【第2回】~【第8回】
 ≪テキストの輪読≫
 テキストの各章毎に予め担当者を決める。担当者は、その内容を要約した報告書を作成し、毎週1章のペースで順番に30分間程度で報告をする。その報告に基づき、ディスカッションを実施する。
【第9回】~【第14回】
 ≪個人課題≫
 受講生の各々が参考文献の中からテーマを選び、その内容を要約した報告書を作成し、毎週2~3名のペースで順番に10分間程度で報告をする。その報告に基づき、ディスカッションを実施する。
【第15回】
 ディスカッションの主旨に基づき個人課題報告書を修正し、最終版を提出する。