Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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在宅保育論 山口 美和
選択  2単位
【教育】 14-1-1333-1709-02A

1. 授業の内容(Course Description)

 本講義では、保育園などの施設で行われる保育に対して、子どもが住み慣れた家で、母親に代わって行う保育を「家庭訪問保育」と呼びます。
 「家庭訪問保育」は、施設で行われる保育とは異なった面も多く、それを行ううえで、独自の知識や技術が必要となります。本講義では、「家庭訪問保育」で必要となる知識や技術を体系的に学んでいきます。
 なお、本講義を履修し、保育士の資格を取得して卒業する者で「認定ベビーシッター資格」を希望する者に、「認定ベビーシッター資格」が付与されます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 「家庭訪問保育」の特徴を知り、そこで必要とされる知識にふれ、「家庭訪問保育」に対して自分なりの興味、関心を持つことを目標とします。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 第1回~第11回 (山口美和 担当)
  授業の参加状況・授業時の提出物 25%、レポート 10%、テスト 35%
 第12回~第15回(荒木孝子先生 担当)
  テスト 30%

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:『在宅保育論 家庭訪問保育の理論と実際 第2版』 監修:巷野悟郎 編集:公益社団法人 全国保育サービス協会(中央法規)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 ・毎回の授業の復習をすること。
 ・小レポートを作成すること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 子どもが育つ時に、大人がどのように子どもと関わることができるのか。普段から様々な保育論にふれながら、子どもとの関わりについて、考えを深めていって下さい。また、保護者の思いにも関心を持って下さい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 児童家庭福祉における家庭訪問保育
【第3回】
 家庭訪問保育サービスの現状
【第4回】
 家庭訪問保育者の実務
【第5回】
 家庭訪問保育における保育マインド
【第6回】 
 家庭訪問保育における子育て支援
【第7回】
 家族とのコミュニケーション 
【第8回】
 さまざまな家庭訪問保育 
【第9回】
 子どもの遊び
【第10回】
 ほめ方・叱り方
【第11回】
 ベビーシッターのマネージメント
【第12回】~【第15回】
 家庭訪問保育における健康支援、事故の予防と対応、乳幼児の栄養と食事等を中心に保育者として必要な家庭保育の基本を学ぶ。