1. |
授業の内容(Course Description) |
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教育心理学の対象となる領域のうち、教育心理学の基礎(教育心理学史、学習、認知、動機づけ)を概観したのち、学習指導、教育評価、学級集団についての先行研究を中心に概観する。それらを通じて、今日の学習指導や評価、学級経営の問題点や課題について考察していく。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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選択必修科目『感性と知性の心理』や教職に関する科目『心身の発達と学習過程』で習得した学習、認知、動機づけについての心理学的知見を踏まえつつ、学習指導、教育評価、学級経営の心理学諸理論を理解できる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業の受講態度、授業中に実施する小課題、学期末テストを総合して評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:青木智子・山村豊(編著)2013 『子どものための心理学』 北樹出版 参 考 書:多鹿秀継(編著)1999 『認知心理学からみた授業過程の理解』 北大路書房
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業前に、テキストの講義内容が記載さている箇所を、簡単に、読んでおく。 授業後、ノートとプリントをまとめ、授業内で分からなかった点を後日質問すること。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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教育心理学の中でも応用的側面を取り上げる。教育心理学の基礎的領域(教育心理学史、学習、認知、動機づけ)についての詳細は選択必修科目『感性と知性の心理』で詳細に取り上げるため、『感性と知性の心理』と併せて履修すると、学習効率は飛躍的に高くなる。また、教員採用試験教職教養「教育心理」を強く意識して授業を行う。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ・授業ガイダンス ・教育心理学の基礎(1)教育心理学史 【第2回】 ・教育心理学の基礎(2)学習と認知 【第3回】 ・教育心理学の基礎(3)動機づけ 【第4回】 ・学習指導(1):学習指導の条件 【第5回】 ・学習指導(2):学習指導の方法 【第6回】 ・学習指導(3):学習指導の実際 【第7回】 ・学級集団(1):学級集団の形成 【第8回】 ・学級集団(2):学級集団の構造 【第9回】 ・学級集団(3):学級集団における人間関係 【第10回】 ・学級集団(4):学級集団の指導 【第11回】 ・教育評価(1):教育評価の方法 【第12回】 ・教育評価(2):教育評価の用具 【第13回】 ・教育評価(3):評価資料の処理と解釈 【第14回】 ・教育評価(4):教育評価のための統計法 【第15回】 ・試験とまとめ
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