Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
感性と知性の心理 山村 豊
選択必修  2単位
【こども教育】 14-1-1333-3085-38A

1. 授業の内容(Course Description)

 われわれは、世界の多くの事象を感覚として捉え、理解し、感情を抱き、長く記憶にとどめる。これら日々の営みは、心理学という学問の重要な研究対象であるとともに、教育活動の基礎となる。この授業では、この基礎を、感情・動機づけ、学習、認知、すなわち感性と知性に区分して学ぶ。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 教育心理学を理解するうえで不可欠な、学習・認知および感情と動機づけについての知識を体系的に習得する。併せて、心理学的観点および実証的観点から、児童・生徒の学習行動が理解できるようになる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業内での課題と期末試験との総合評価。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:青木智子・山村豊(編著) 『子どものための心理学』 北樹出版
 参考図書:特に指定しない

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業前に、テキストの講義内容が記載さている箇所を、簡単に読んでおく。
 授業後、ノートとプリントをまとめ、授業内で分からなかった点を後日質問すること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 教育心理学の最も基礎となる分野を取り上げるため、選択必修科目『教育心理学』を履修する者予定の学生は併せて履修すると学習効率が飛躍的に高くなる。教員採用試験教職教養「教育心理」を強く意識して授業を行う。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ・§0 授業ガイダンス
 ・§1 知性と感性と教育
【第2回】
 ・§2 学習と教育①
【第3回】
 ・§2 学習と教育②
【第4回】
 ・§2 学習と教育③
【第5回】
 ・§2 学習と教育④
【第6回】
 ・§3 認知と教育①
【第7回】
 ・§3 認知と教育②
【第8回】
 ・§3 認知と教育③
【第9回】
 ・§3 認知と教育④
【第8回】
 ・§3 認知と教育⑤
【第10回】
 ・§4 感情・動機づけと教育①
【第11回】
 ・§4 感情・動機づけと教育②
【第12回】
 ・§4 感情・動機づけと教育③
【第13回】
 ・§4 感情・動機づけと教育④
【第14回】
 ・試験および解説
【第15回】
 ・採用試験対策と解説