1. |
授業の内容(Course Description) |
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これまで身に付けてきた読書に対する意識を振り返り、各自の自己の読書力を確かめ、図書館教育に資する内容の理解を深める。各分野における読書の必要性や読書の啓発の手立てをどのように考えるか等を明確にしたものにする。 授業においては、より具体的な教材、分かりやすい教材を活用して、参加型の授業を構築する。 図書館司書を目指す第一歩としてあるべき姿を理解して自己の今ある力量を高めていく手立てを明確にし、豊かな人間性につなげるようにする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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図書館に関する基本的な内容を自分のものにして、「読書の在り方」「読書の方法」「読書の啓発」等を的確に身に付け、読書に対する自己の力量を改善する。読書をどのように広げて図書館教育に資することを目標とする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点(30%)、講座の中での提出物(30%) レポート(40%) テーマ『読書活動を推進していくための私の基本的な考え方』
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:『読書力』(岩波新書) 参考文献:『小学校学習指導要領国語科解説書』(文部省) :『中学校学習指導要領国語科解説書』(文部省) :『高等学校学習指導要領国語科解説書』(文部省) その他 出版社図書目録等
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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・日頃より読書を心掛けて図書の啓発に視する資料づくりをする。 ・図書の紹介文、図書の推薦文、帯づくり等の具体化を推進する。 ・週に一冊の読書を心掛けて、分野別の推薦図書一覧を作成する。 ・公共の図書館を活用して、児童・生徒の使いやすい図書館マップ等を作成する。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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自己の読書力を高めるためにも参加型の授業への積極的なかかわりが求められる。授業に対する参画意識を高めることで充実度があがるよう前向きな態度を期待する。様々な分野の図書に関心をもち、受講者自らが人間性を高める読書の在り方を追求できるようにする。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 『読書と豊かな人間性』イントロダクション ・図書・書籍の映画化から理解することの実際 ・書籍と映像文化の在り方を考える。 【第2回】 『書籍の映画化』② ・『名探偵コナン』がなぜ多くの人に読まれ、観られているか。 ・過去の劇場版を視聴しつつ、分析する。 【第3回】 『舟を編む』に学ぶ ・この小説の設定と辞書作りの在り方、物を作る喜びを共有する。 ・児童・生徒が読める小説とはどのようなものか。 【第4回】 『評論等に学ぶ』 ・ベストセラー書籍の傾向と対策 ・私のベストセラー書籍分析方法についての発表 【第5回】 新聞紙上等から見える読書の在り方 ・図書の紹介、おすすめ本の解説等を収集する。 ・大手書籍店の読書啓発に向けての工夫や購買力を高める手立てを考える。 【第6回】 学校図書館のあるべき姿とは何か① ・学校図書館の実際とこれからの図書館経営とは何か ・調査したことを発表する。 【第7回】 学校図書館のあるべき姿とは何か② ・これからの図書館とは ・児童・生徒のニーズにどう応える図書館が必要なのか 【第8回】 私の勧める分野別図書について① ・幼児・児童・生徒にお勧めの図書を分野別に整理する。 ・各自の整理法で各分野三点ずつ整理する。 【第9回】 私の勧める分野別図書ついて② ・整理に基づいて発表をする。 ・各自の発表について評価する。 【第10回】 私の図書館攻略方法について① ・公的な図書館の活用情報マップを作成する。 ・図書館のメリットが最大限生かせる手立てを考える。 【第11回】 私の図書館攻略方法について② ・八王子市等の公的図書館活用方法などを共有する。 ・読書活動に日常化に向けてできることは何か考える。 【第12回】 読書の啓発『私の考えるこの一冊』① ・読書啓発・書籍紹介に必要なことは何か ・読書の在り方を考える契機になったか。 【第13回】 読書の啓発『私の考えるこの一冊』② ・啓発書籍としての条件は何か ・啓発するために読み手が考えるべき事は何か 【第14回】 『読書と豊かな人間性』シンポジウム ・学生相互で企画・運営する参加型シンポジウムの開催 ・テーマ①、テーマ②に合わせてシンポジウムの開催 【第15回】 小論文を書く ・『読書活動を推進していくための私の基本的な考え方』
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