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授業の内容(Course Description) |
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「自然災害」は、地理学の重要なテーマであり、私たちの日常生活とも深く関わっている。自然災害は、その発生原因から二つに大別できる。一つは、地震や火山噴火など、地球の内部や表面に原因があるもので、時には甚大な被害と多数の犠牲者を出す。もう一つは、台風やハリケーン等による暴風や豪雨、あるいは地球規模の異常気象による干ばつや洪水など、地球の大気に原因があるもので、地球温暖化とも密接な関連があると考えられている。 そこで、この講義では、春学期は「地震・火山災害」、秋学期は「気象災害」をテーマに、過去の自然災害の歴史から具体例を取り上げて、災害の発生原因と災害の実態(被害)、災害への備え等について詳しく解説する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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気象災害に関して、豊富な具体的事例による理解の促進と防災意識の向上をめざす。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業への出席状況と期末試験の成績から総合的に評価する。カードリーダーで出欠をとる。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキストは使用しない。毎回プリントを配布する。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業時間外の学習としては、予習よりも復習をきちんとすること。配布されたプリントとノートを見直し、講義内容を整理しておくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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毎回、「質問・感想・連絡カード」を配布し、授業終了後に回収する。授業には毎回出席し、必ずノートをとること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 気象災害とは何か? 【第3回】 豪雨災害(その1) 【第4回】 豪雨災害(その2) 【第5回】 豪雨災害(その3) 【第6回】 豪雪災害 【第7回】 暴風・竜巻災害(その1) 【第8回】 暴風・竜巻災害(その2) 【第9回】 世界の気象災害(その1) 【第10回】 世界の気象災害(その2) 【第11回】 世界の気象災害(その3) 【第12回】 世界の気象災害(その4) 【第13回】 都市の気象災害(その1) 【第14回】 都市の気象災害(その2) 【第15回】 まとめと試験
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