Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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人口と家族の社会学 渡辺 秀樹
選択  2単位
【教育】 14-1-1350-3810-14A

1. 授業の内容(Course Description)

 結婚と出産を中心に、家族的経験の動向をまずセンサスデータで把握する。そして日本の家族の特徴を国際比較データによって考察する。同時に家族の歴史的な変化を取り上げる。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 家族の実態を全国サンプルのデータで把握すること。さらに、国際比較という視野を獲得すること。歴史的相対化という視点を養うこと、を目標とする。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業内小レポートと試験の結果による評価。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキストはとくに指定しない。
 参考文献は、牧野カツコ・渡辺秀樹ほか編著『国際比較にみる世界の家族と子育て』(ミネルヴァ書房、2010)

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 日頃、目にする家族に関する統計図表を見て、その図表が何を意味しているか、なぜ、そのような数値になっているのかを考えて、授業内小レポートに反映してほしい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 家族について、常識という眼鏡を外して,社会学という眼鏡で見てみるという柔軟性を持ってほしい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 結婚についての概念的把握
【第3回】
 結婚に関わる基礎データについて
【第4回】
 晩婚化/非婚化
【第5回】
 配偶者選択基準
【第6回】
 階層と結婚、国際結婚
【第7回】
 離婚と再婚
【第8回】
 同棲婚
【第9回】
 出産の動向、
【第10回】
 少子化について(1)
【第11回】
 少子化について(2)
【第12回】
 婚外子について
【第13回】
 ライフイベント経験としての結婚と出産
【第14回】
 意識調査から見る家族的経験
【第15回】
 まとめ