1. |
授業の内容(Course Description) |
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学習指導要領で取り扱う陸上競技(走・跳・投)の種目を取り上げ、学校教育及び地域でのスポーツ活動の指導に必要な基礎理論と基礎技術、トレーニングの方法を中心に理解と習得をする。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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①中・高保健体育科教員免許取得を目指すために陸上競技の基本となる理論・技術を習得する。 ②安全管理(事故防止、危険回避)も含めた指導方法及び、発達・学習段階に応じたトレーニングの方法を理解し実施できるようにする。 ③指導上の留意点や配慮事項を考慮し、技術指導のための模範を示せるようにする。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業内で実施する実技テスト(短距離走、ハードル走、長距離走、跳躍、投てき)を全て受験し、技能の習熟の観点での合格と、レポート提出及び学習態度などを総合的に評価する。 講義回数の70%以上の出席を必要とし、基本的に見学は認められない。(5回を越える欠席は不可)
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト: 『基礎から身につく陸上競技: 陸上競技指導教本アンダー16・19』[初級編](大修館書店) 参考書: ・『中学校学習指導要領解説 保健体育編』(文部科学省、東山書房) ・『高等学校学習指導要領解説 保健体育編・体育編』(文部科学省、東山書房)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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技術の上達及び理解の深化に努める。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・卒業後に保健体育科教員、及びスポーツ指導者として活動をする者の受講を前提とすることから、自分が実際の指導現場に立つことを想定して受講する。(単なる実技ではない事を理解する。) ・基本的に見学を認めないため、万全の体調で授業にのぞむ。 ・事前事後の心身の健康管理を怠らないようにする。 ※学内施設の関係上、集中講義方式になることがある。また受講人数の制限を定める。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス(授業の進め方と諸注意)、長距離走の教育目標と理論 【第2回】 長距離走のトレーニング 【第3回】 長距離走の測定と評価(実技テスト) 【第4回】 短距離走の教育目標と理論 【第5回】 短距離走のトレーニング 【第6回】 短距離走の測定と評価(実技テスト) 【第7回】 ハードル走の教育目標と理論 【第8回】 ハードル走のトレーニング 【第9回】 ハードル走の測定と評価(実技テスト) 【第10回】 跳躍の教育目標と理論 【第11回】 跳躍のトレーニング 【第12回】 跳躍の測定と評価(実技テスト) 【第13回】 投てきの教育目標と理論 【第14回】 投てきのトレーニング 【第15回】 投てきの測定と評価(実技テスト)
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