Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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アジア経済論 I 李  燦雨
選択  2単位
【経営】 14-2-2120-3292-13A

1. 授業の内容(Course Description)

 アジア地域は世界経済の中でも経済成長が最も早い地域であり、日本においても重要な経済パートナです。アジア地域の経済を分かることは日本の持続的な経済発展のためにも欠かせない情報を得ることとなります。
 本講義では、アジア地域の経済の実態を理解しながら、アジア地域が世界経済に統合していくプロセスの中での高成長や経済危機、そして経済回復の原因を分析します。特に、日本とアジア地域との経済連携の将来像を念頭に入れながら、アジア地域経済が抱える課題に対する考え方を学んで行きます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 21世紀の世界経済においてもっとも注目されているアジア地域に対し、その経済成長のメカニズムと動力、そして問題点を理論的に分析し、アジア地域経済の現状を的確的に判断できるようになります。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点(30%)出席と講義への主体的参加を評価します。
 期中課題レポート(20%)
 期末テスト(50%)

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:郭洋春著『現代アジア経済論』、法律文化社(2011)
 参考資料:後藤康浩著『アジア力』、日本経済新聞出版社(2010)とプリント資料

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 ・指定したテキストと配布した参考資料を読んでおくこと。
 ・授業時に示す課題について回答レポートを作成すること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 この授業は、講義形式を中心としますが、受講者の主体的な参加を重視します。この授業で出るアジア地域の経済実態や課題について、質問や議論に積極的に取り組んでください。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 世界の中のアジア経済
【第3回】
 アジアはなぜ発展したのか
【第4回】
 グローバリゼーションとアジア
【第5回】
 アジアと通貨危機
【第6回】
 アジアとFTA
【第7回】
 アジアとAPEC
【第8回】
 中間まとめとテスト
【第9回】
 アジアに浸透するジャパナイゼーション
【第10回】
 観光産業から見たアジアと日本
【第11回】
 アジアのインフラ整備(交通、物流)
【第12回】
 アジアの企業経営
【第13回】
 アジアの抱える諸問題
【第14回】
 日本の中のアジア
【第15回】
 最終まとめとテスト