1. |
授業の内容(Course Description) |
|
本講義では、春期に引き続き幕末の対外関係に関する事柄を主に取り上げる。それぞれの事柄についての世界史的背景、国内の政治状況や社会状況との関わりに触れながら、大政奉還へとつながる時代について検討を行う。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
対外関係に関する事柄の経緯を理解し、幕府の対応や社会の動きとの連動性について考察できるようになること。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
小テストおよび秋期末に行う筆記試験により評価。出席率も勘案する。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
藤田覚『近世後期政治史と対外関係』東京大学出版会 ノルベルト・R.アダミ著/市川伸二訳『遠い隣人 近世日露交渉史』平凡社 木崎良平『光太夫とラクスマン』刀水書房 木崎良平『仙台漂民とレザノフ』刀水書房 その他
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
幕末史、対外関係史に関する専門書の読解。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
講義内容をもとに自分自身で思考し、視野や関心を広げていってほしい。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 授業の内容、進め方、評価等についてのガイダンス 【第2回】 江戸時代後期の海防 【第3回】 海外情報の収集 【第4回】 ペリー来航 【第5回】 プチャーチン来航 【第6回】 和親条約の調印 【第7回】 通商条約の調印 【第8回】 前半のまとめと小テスト 【第9回】 幕府の洋学受容 【第10回】 開港地に集う人々 【第11回】 開港の影響 【第12回】 遣米使節団の派遣 【第13回】 攘夷と外交 【第14回】 外国人のみた幕末・維新 【第15回】 まとめと期末試験
|