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授業の内容(Course Description) |
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この講義では受講者全員で地理学に関する書籍を読み、地理学への理解と知識を深めていきます。明治期に、イギリス人女性イザベラ・バード(1831―1904)は日本各地を旅し、後に、その様子を詳細に記録した『日本奥地紀行』を刊行しました。この書籍は、重要な地理書として広く知られています。本講義では『日本奥地紀行』の講読を通して、イザベラ・バードがみた明治期の日本社会がどのようなものであったかについて把握をしていきます。また、彼女が訪れた各地の現在の様子を調べ、明治期と現代とでは生活文化や景観などがどのように異なっているかに関しても検討をしていきます。
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授業の到達目標(Course Objectives) |
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『日本奥地紀行』の講読を通して、明治期の日本社会の様子、そして、明治期と現代とでは、イザベラ・バードが訪れた各地の生活文化・景観などにどのような差異がみられるかについて説明することができる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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受講態度と発表内容をもとに、成績を評価します。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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・テキスト:イザベラ・バード著・金坂清則訳『新訳 日本奥地紀行』平凡社、2013年。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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講義の前にテキストを読み、内容を把握しておきましょう。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・発表者は発表前日までに担当教員にレジメを提出して下さい。 ・発表者の遅刻・無断欠席は厳禁です(公欠・病気・怪我などのやむを得ない事情がある場合は、ご相談下さい)。 ・受講者の数によって、講義の内容・形式を変更することがあります。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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1)ガイダンス・受講上の注意・講読の方法と担当の決定 2)~14)『新訳 日本奥地紀行』の講読 15)まとめ
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