Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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書道アート表現研究 II 福井 淳哉
選択  2単位
【人間文化】 14-1-1310-2776-19

1. 授業の内容(Course Description)

 『墨場必携』に挙げられた題材の検討・鑑賞を通して、書道作品創作の実践を行う。特に少字数書、いわゆる「一字書」に焦点をあて、作品創作の構想と表現について学習する。
vb基礎からの授業となるため、書道経験の有無は問わない。経験者も未経験者も、漢字書、特に一字書の基礎を学び、その方法の習得を目指す。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 書創作力のうち、漢字の少字数作品の創作力について養成する。同時に、テーマ性をもった創作視点についての能力向上を図る。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 到達目標に照らして、平常授業、出席状況、授業時間内外で取組む課題の内容・提出状況、の内容により評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 演習プリント等はこちらで用意し、必要に応じて配布する。なお、参考文献等は、その都度指示する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 各授業までに、配布資料の該当頁等に目を通しておくこと。また、授業の後で疑問や興味を持った点について関連図書等で学習することが望ましい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 私語を慎み、実習に集中すること。
 実習にある程度のスペースを必要とするため、受講希望者数により、受講制限を行う。初回の授業時に受講者数調整を行うので、やむを得ず当日出席できない場合は、初回の授業時までに福井まで履修希望の旨を伝えること。初回以降の受講者調整は行わない。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 授業方針、内容の説明。
【第2回】
 書作品におけるジャンル―少字数書―
【第3回】
 作品製作の手順
【第4回】
 実習①作品の方向性を決める
【第5回】
 実習②作品の題材の決定
【第6回】
 実習③用具・用材の決定
【第7回】
 実習④草稿をつくる
【第8回】
 実習⑤作品を書く
【第9回】
 実習⑥合評会
【第10回】
 実習⑦作品を書く
【第11回】
 実習⑧合評会
【第12回】
 実習⑨作品を書く
【第13回】
 実習⑩合評会
【第14回】
 実習⑪作品の仕上げ
【第15回】
 まとめ