Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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世界の情勢(ヨーロッパ) I 村石 麻子
【Ⅳ】  2単位
【Ⅳ 社会と経済のしくみを学ぶ】 14-1-1410-3870-07

1. 授業の内容(Course Description)

この講義は、ヨーロッパを代表する国フランスの社会を概観し、ブランド品や美食などのステレオタイプに収まらないフランスの実情を、生活、教育、女性、結婚、仕事、政治、経済など様々な切り口から読み解いていきます。新聞・雑誌の風刺画や映画、テレビ番組など、視聴覚に訴えるメディアを通してわかりやすく解説します。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

フランスの文化・社会に関する基本的知識を身に付ける。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

平常点(出席、授業態度)、受講シート、期末試験で総合的に評価する。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

三浦信孝、西山教行編著『現代フランス社会を知るための62章』(明石書店、2010年)他、初回の授業で参考文献リスト配布の予定。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

参考文献に積極的にあたって、わからない事柄について調べ、理解に努めること。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

普段からフランスで何が起こっているか、ニュースを通じて興味を持ってほしい。フランス文化入門者やインターネットなど身近なツールで、教養としてのフランス文化を積極的に吸収すること。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
ガイダンス/フランスの最新ニュースを知る

【第2回】
フランスのイメージとその実像

【第3回】
フランスのシンボル 

【第4回】
フランスの教育制度

【第5回】
フランス人と女性・結婚・家庭

【第6回】
フランス人の仕事観…35時間労働、バカンス、税金大国、年金制度

【第7回】
デモとストライキの伝統

【第8回】
移民大国フランス

【第9回】
共和国の意味

【第10回】
フランスの政治制度と戦後の歴代大統領

【第11回】
流行歌から時代を読む

【第12回】
フランスと日本

【第13回】
フランスとアメリカ…反グローバリズムと反自由主義経済

【第14回】
ヨーロッパの中のフランス…欧州のリーダー

【第15回】
まとめと期末試験