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授業の内容(Course Description) |
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「情報資源組織演習」では,実際に目録の作成,分類記号・件名標目の付与を行うことで,「情報資源組織論」で学んだ図書館における情報資源組織の原理や方法に関する技能を身につける。 情報資源組織は、目録作業(記述目録法)と件名・分類作業(主題目録法)に大別されるが、当科目では「情報資源組織論」(2年次春学期配当)で学んだデータベースと情報検索、目録情報の基礎知識を前提に、わが国の標準的な目録用ツールである『日本目録規則 1987年版改訂3版』(NCR)に基づいて記述目録法の演習を行なう。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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1)演習課題を通して,目録規則の必要性を理解する。 2)『日本目録規則』を用いて,基本的な目録作成ができるようになる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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・テスト(70%)、課題・授業参加度(30%)の総合評価。 ・毎回、演習課題に取り組み、解答の発表を行う。 ・テストを受けるためには、初回・最終回を含む3分の2以上の出席が必要。出席や演習課題に不正があった場合は自動的に不合格とする。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:なし 指定図書:日本図書館協会目録委員会編『日本目録規則』1987年版、改訂3版、日本図書館協会、2006.6 *指定図書は、図書館の指定図書コーナー「図書館課程指定図書」で必ず実際に手にとって内容・構成を確認しておくこと。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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日常的に図書館や書店に足を運び、自分の目当て以外の本・資料にも目を向け,その多様性を認識しておくこと。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・第1回目のオリエンテーションは、授業の進め方や成績評価方法の重要な説明があるので必ず出席すること。やむをえず欠席する場合は事前に相談すること。事前相談がなかった場合、第2回目以降の出席は認めない。 ・パソコン、メール、ウェブ、ワープロソフトについて初級以上の知識・技能が必須。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業オリエンテーション 【第2回】 目録法の復習、「日本目録規則」(NCR)の概要 【第3回】 単行資料の記述演習(1) 【第4回】 単行資料の記述演習(2) 【第5回】 単行資料の記述演習(3) 【第6回】 単行資料の記述演習(4) 【第7回】 単行資料の記述演習(5) 【第8回】 単行資料の記述演習(6) 【第9回】 単行資料の記述演習(7) 【第10回】 各種資料の記述演習 【第11回】 継続資料の記述演習(1) 【第12回】 継続資料の記述演習(2) 【第13回】 標目(1) 【第14回】 標目(2) 【第15回】 試験(授業内)、まとめ *授業計画は学習状況によって変更することがある。
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