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授業の内容(Course Description) |
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公衆環境衛生学と題した本授業では、重なりあう部分が多い公衆衛生と環境衛生を合わせて対象とする。公衆衛生学は、ヒトの健康に影響を及ぼす様々な要因を明らかにして健康障害の発生予防と健康の保持・増進を目的とする社会医学の一分野である。学校・職域・地域・国家など様々なレベルの集団を対象に、その集団に所属するものの健康状態が、生物学的・化学的・物理的な環境、社会的・経済的状況、及び集団の構成員の素因や行動とどのように関連するかを解析し、効果的な衛生対策や医療・福祉制度を整えるための知見を追求する実践的な学問である。環境衛生学は、一般環境に存在する生物学的・化学的・物理的な因子がヒトの健康に及ぼす影響に焦点をあてたものである。指定テキストに準拠して重要事項を概説する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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公衆衛生・環境衛生に関する基礎的知識(重要な用語の意味等)を習得するとともに、自分自身や家族にとって、疾病の予防及び健康の保持・増進のために何が重要かを理解し、自分なりの「意識」をもてるようになる。
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成績評価方法(Grading Policy) |
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評価は、期末試験50%、出席50%とする。その他、授業態度も加味する(私語等、他の学生の授業の妨げとなるような問題行動があった場合は、随時確認・記録をして評価時に相応の減点をする)。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト: 『学生のための現代公衆衛生学』 中村泉編 南山堂 2014 参考文献1: 『図説国民衛生の動向2013/2014』 厚生労働統計協会 2013 参考文献2: 『医学的根拠とは何か』 津田敏秀 岩波新書 2013
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業ではテキストの中から要点を選んで解説するが、テキストの関連する章を通読しておくことが望ましい。また、参考文献2を読むことをお勧めする。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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自分や家族の健康問題について常に関心を持つよう努めること。私語等、授業の妨げとなるような行動は厳に慎んでもらいたい。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 公衆環境衛生学とは 【第2回】 人口の動向 【第3回】 妊娠・出産と胎児の保健 【第4回】 新生児・乳幼児期の保健 【第5回】 青少年の保健 【第6回】 成人期の保健 【第7回】 老年期の保健と死の問題 【第8回】 心の健康と心身障害 【第9回】 環境の衛生 【第10回】 環境汚染と公害 【第11回】 感染症:微生物による病気 【第12回】 食物と健康 【第13回】 職業生活と健康 【第14回】 保健・医療の行政 【第15回】 復習と総括
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