Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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イギリス文化論 II 千森 幹子
選択  2単位
【教育文化】 14-1-1410-3872-14A

1. 授業の内容(Course Description)

文学と図像(イラストレーション、絵画)に見る子どもと少女の系譜の概説クラス。本講義では、子どもおよび少女という概念およびイメージが文学作品と絵画、イラストにおいて、どのように表象されてきたのか、18世紀末から20世紀前半の作品―ブレイク、マザーグースから現代の代表的な作品・イラスト―に焦点をあてて、論じていく。具体的な作品・イラストレーターについては、一部、受講学生の意見も入れながら、講義の中で指示する。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

子ども・少女を文化表象としてとらえる。
子ども観と少女観の系譜を理解する。
図像・映像文学作品を読む力を高める。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

授業中の小課題の提出20%。学期末試験60%。学期中の出席と講義中の発表20%

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 随時、講義で紹介する。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

子どもと少女は、19世紀以降現代に至るまで、重要なテーマとなっています。講義だけではなく、それ以外の時間でも、文学作品や、イラスト絵画に親しんでください。また、適時、紹介した参考文献についても、読了するようにしてください。 

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

イラストや文学に興味のある学生に受講してほしい。
また、講義中の私語は厳禁です。各自、留意してください

7.
授業の計画(Course Syllabus)

第1回 はじめに
第2回 子ども・少女観の誕生と系譜
第3回 イギリス文学における子ども① 
第4回 イギリス文学における子ども②(
第5回 イギリス文学における子ども③(
第6回 イギリス文学における少女①
第7回 イギリス文学における少女②
第8回 19世紀イラストレーションに見る子ども・少女の系譜 
第9回 19世紀絵画に見る子ども・少女の系譜①
第10回 19世紀絵画に見る子ども・少女の系譜②
第11回 20世紀イラストレーションに見る子ども・少女の系譜①
第12回 20世紀イラストレーションに見る子ども・少女の系譜②
第13回 20世紀イラストレーションに見る子ども・少女の系譜③
第14回 まとめ
第15回 学期末テスト