Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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観光調査法B 花井 友美
選択  2単位
【観光経営】 14-1-1130-3753-14A

1. 授業の内容(Course Description)

 社会調査の手法を用い、「観光」という現象を理解する方法を習得する。
 以下の3領域で構成される調査票を作成し、配布・データを入力し、分析し、最後に調査報告書としてまとめる。
  ・観光行動全般(頻度、目的等)
  ・ニューツーリズム
  ・観光者のパーソナリティ
 調査はグループごとに実施する。グループごとに独自の調査項目を用意する。また、第9回目の講義時に、調査の目的や先行研究について、グループごとに発表を行う。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 調査票による研究を実施し、調査結果をまとめ、報告する。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 平常点 60%(出欠状況、受講態度、中間発表)
 調査報告書(レポート) 40%

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 参考文献:小田 利勝(2009)『社会調査法の基礎』 プレアデス出版

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 調査票の作成準備・配布、データの入力、発表の準備、レポートの作成等が必要。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 「観光調査法Ⅱ」では「観光調査法Ⅰ」で学んだことをもとに、実際に調査を行う。「観光調査法Ⅰ」と「観光調査法Ⅱ」を通年で受講することを薦める。
 本講義はグループごとに実習形式で行う。そのため、授業の欠席や遅刻は他グループメンバーの作業進行の妨げになることを留意すること。(4回以上の欠席した場合は、単位修得を認めない。30分以上の遅刻は欠席と見なす。)
 新聞やニュース等から、積極的に観光や現代社会のトレンドについての情報を収集し、常に学びの下地を作るよう心掛けてほしい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 [講義]観光に関する意識・実態調査報告書
【第3回】
 [講義]ニューツーリズム
【第4回】
 [講義]観光者のパーソナリティ/グループ分け
【第5回】
 [実習]調査票の作成方法
【第6回】
 [実習]調査項目の検討
【第7回】
 [実習]中間発表会準備
【第8回】
 [実習]調査票の作成
【第9回】
 中間発表会
【第10回】
 [講義]レポートの書き方
【第11回】
 [実習]データ入力
【第12回】
 [実習]単純集計(1)
【第13回】
 [実習]単純集計(2)
【第14回】
 [実習]多変量解析
【第15回】
 総評