Web Syllabus(講義概要)

平成26年度

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教育学 II 森  玲奈
【Ⅱ】  2単位
【Ⅱ 人の心と思想を学ぶ】 14-1-3082-4034-01

1. 授業の内容(Course Description)

生涯学習社会では、自らが自らの力で学びの場を構成できる人が必要とされている。この授業では、学びの場、すなわち学習環境はどのようにデザインしうるのか、その構成要素を体験や事例から学ぶ。構成要素は、活動・空間・共同体・人工物である。ゲストを招くことにより、最新の現場情報に触れてもらうことを予定している。
後半は、前半で学んだ4つの構成要素を意識しながら、学習活動の企画と運営の過程を体験してみる。今回は体験する学習活動として「ワークショップ」をとりあげる。ワークショップとは、昨今幅広い領域で注目されている、新しい学びの手法である。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

学習環境を構成する4つの要素について、その事例を通じて学ぶ。
学習環境を構成する4つの要素を活用しながら、ワークショップを企画できるようになる。
学習環境を構成する4つの要素を活用しながら、ワークショップを運営できるようになる。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

出席(50%) グループワークにおける貢献と発見(50%)

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

山内祐平、森玲奈、安斎勇樹『ワークショップデザイン論:創ることで学ぶ』

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

次回の授業のために課題が出ることがあります。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

予備知識を必要とするものではありませんが、皆さんの主体的な参与を期待しています。
個人での課題の他に、ペアワークやグループワークを多く導入します。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

受講生の興味関心により、授業で扱う内容及び順番を一部変更することがあります。


1) オリエンテーション
2) ワークショップ体験
3) 学習環境デザイン論の概説
4) 学習環境デザインの要素:活動
5) 学習環境デザインの要素:空間
6) 学習環境デザインの要素:共同体
7) 学習環境デザインの要素:人工物
8) ゲストトーク
9) ワークショップの企画と運営
10) ワークショップの企画準備
11) ワークショップの企画準備
12) ゲストトーク
13) ワークショップの企画準備
14)ワークショップの実施
15) 全体のふりかえり