1. |
授業の内容(Course Description) |
|
比較政治学とは何かを説明します。具体的には、その方法論(比較)、主要な研究課題、政治学における位置、各課題(Ⅰでは民主主義、民主化)の研究現状等を説明します。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
①民主主義、民主化という現代社会の政治的難題に対する学生諸君の知見を広めたいと思います。 ②政治を見る目を養い、日本の政治の現状や未来像に関する意見を述べることができる、将来の有権者を育成します。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
中間試験と期末試験の得点を平均し成績評価します。中間試験は授業内、期末試験は定期試験として実施します。知識は記憶しないと意味がないので、持ち込みは一切禁止です。各試験の準備として記憶する量はA3判のプリント15枚程度となります。 場合によっては、文庫本程度の比較政治学または民主政治に関する本を一冊読んでもらい、4000字程度のレポートを書いてもらいます。その場合、レポートの得点はプラス点扱いとします。
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
学期前半の授業の各冒頭に、専用プリントを配付します。これがテキストになります。 参考文献は必要に応じて知らせますが、購入の義務はありません。
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
授業の専用プリントをなるべく早めに配付します。事前に読み込み概要をつかんでおいて下さい。授業は、プリントの内容を全て説明するのではなく、要点だけを取り上げて口頭・板書によって補足説明する形で進んでいきます。準備学習が大変重要です。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
①【関連科目】事前に履修していることが望ましい科目は政治学Ⅰ・Ⅱや政治学入門Ⅰ(総合基礎)です。また、秋期に比較政治学Ⅱの履修を考えている学生は、その前提としてこの比較政治学Ⅰを履修しておくことを薦めます。 ②授業を優先しコンスタントに出席できる、かつ、政治に関心がある学生を望みます。専用プリントは同じ物を2回までしか配付しません。全てのプリントを確保するためにも皆勤を勧めます。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 ガイダンス 第1講 比較政治学とは (1)学問領域・課題 【第2回】 (2)発展過程 【第3回】 (3)学ぶ理由 【第4回】 第2講 比較という方法論 (1)科学性 【第5回】 (2)法則性 【第6回】 (3)アプローチ 【第7回】 (4)分類 【第8回】 第3講 比較政治学と文化 (1)政治文化 【第9回】 (2)宗教 【第10回】 中間試験 第4講 比較政治学と民主主義 (1)民主主義とは 【第11回】 (2)民主主義の政治体制分析 【第12回】 (3)民主化 【第13回】 (4)民主化の比較分析 【第14回】 (5)民主主義と政治文化 【第15回】 (6)民主主義と宗教
|