1. |
授業の内容(Course Description) |
|
知識は、他人から聞いただけでは自分のものになりません。自分が理解したと思うことを他の人に説明できて(たいていは厳しい反論を受けることになりますが)、初めて自分のものになります。 このゼミでは、民放、行政法、税法の判例における具体的な事件を題材として、その争点について全員で議論することにより、実体法に関する生きた知識を身に付けることを目的としています。
|
2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
|
①法律をめぐるさまざまな事件について自主的に研究や調査をし、その成果を口頭やレポートで発表することができること。 ②自分の考えを正確に表現できるようになるとともに、他人の考え方を理解し、一つの問題について多数の「正解」があることに気づくこと。
|
3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
|
授業への出席、討議への貢献度、期末レポートの総合評価
|
4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
|
参考文献:別冊ジュリスト『租税判例百選』(有斐閣)、金子宏・佐藤英明・増井良啓・渋谷雅弘『ケースブック租税法』(弘文堂)、金子宏『租税法』(弘文堂)
|
5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
|
あらかじめ判例を十分に読み込み、事実関係と争点をしっかり把握しておいてください。
|
6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
|
税法Ⅰ/Aを受講してください。
|
7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
|
【第1回】 オリエンテーション・・・ゼミの進め方、判例の読み方 【第2回】~【第15回】 行政法、民放、税法(税法Ⅰ/Aの授業に対応して、主として所得税や相続税の判例をとりあげます)の判例を基にした討議。
|