Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
社会福祉学 I 大和田 明見
選択  2単位
【こども教育】 15-1-1333-3294-04

1. 授業の内容(Course Description)

 保育は、社会福祉であり、保育者は、支援者でもあります。保育者として子どもの福祉を考える上で、広く、社会福祉のことを学び、社会福祉としての保育の位置づけや関連性を理解することが重要です。保育者として子どもと関わる時、必ず子どもの家族を含めた支援が必要となります。子ども、家庭の福祉だけでなく、児童・障がい・高齢者の福祉を知り、合わせて、関連する政策や法制度を学び、社会福祉としての視点から、現代の福祉が抱える課題と今後の展望を考えていきます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 社会福祉における意義と目的を知り、児童家庭福祉(保育)との関連性について学ぶ。
 社会福祉制度の実施体系について理解し、法制度の中での社会福祉および児童家庭福祉(保育)について学ぶ。
 現在の社会福祉の動向と今後の課題について理解を深める。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 授業への出席および参加状況、授業内レポート、課題レポート等について総合的に評価をします。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 授業内で指示します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 授業内で指示します。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 広く社会福祉に関して関心をもち、保育だけでなく、児童・障がい・高齢者の福祉を必要とする人々の現状をニュース等からも学び、積極的に授業に参加してほしいと思います。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 社会福祉の概念と意義
【第2回】
 現代社会の変化と福祉
【第3回】
 福祉政策に関する理解の枠組みについて
【第4回】
 社会福祉の制度と福祉サービス
【第5回】
 社会福祉政策の理念
【第6回】
 社会福祉施設について
【第7回】
 社会福祉の専門職について
【第8回】
 社会福祉政策の関連領域について
【第9回】
 社会福祉に関連する諸法令について
【第10回】
 社会福祉サービスの提供について
【第11回】
 利用者の権利擁護と苦情解決について
【第12回】
 社会福祉の課題と展望:少子高齢社会への対応
【第13回】
 社会福祉の課題と展望:在宅福祉・地域福祉
【第14回】
 保育・療育・教育・保健・医療等との連携と協働
【第15回】
 社会福祉について考える(まとめ)