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授業の内容(Course Description) |
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調査法の一連のプロセスを実際に経験することによって、卒論のときなどに自らデータを収集し分析できる基礎を身につけることを目標とする。卒論等の大きなアドバンテージになるとともに、調査のプロセスをすべて経験しておくことは社会に出て後もプラスになるだろう。 社会調査・統計分析の実践を通じて、コンピュータを利用したデータ処理を学ぶとともに、調査票の作成・印刷、調査依頼や配布といった作業を行う。授業の後半では、コンピュータによる統計データ処理をインテンシブに行い、最終的には、分析結果を読み解きプレゼンにまとめる。 ※事前学習:すぐに実践を行うため「教育調査Ⅰ」の履修が求められる。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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質問紙調査の作成法を身につける 実査を体験する コンピュータを用いた統計分析を行うことができるようにする 分析結果をプレゼン、レポートにまとめる技術を身につける
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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平常点:参加状況・グループワーク等 50% レポート:50%
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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テキスト:高根正昭 『創造の方法学』 講談社 1979 参考文献:盛山和夫『社会調査法入門』 有斐閣 2004
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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課外学習が多い授業である。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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最初から最後まで通して参加できる学生に限る。 課外の課題が多いなど、相当にタフな授業であるが実りは大きいと思われるので積極的に参加してほしい。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス:調査プロセスの確認、役割分担を決める <グループワーク> 【第2回】 質問紙の作成 1 【第3回】 質問紙の作成 2 <実査> 【第4回】 サンプリング:実査のやり方をデザインする 【第5回】 調査依頼 【第6回】 質問紙の印刷・実査 【第7回】 調査データの整理(エディティング、コーディング、データクリーニング) <分析:理論学習> 【第8回】 クロス集計(二重クロス、三重クロス) 【第9回】 検定(カイ2乗検定) <分析:コンピュータ演習> 【第10回】 分析1 【第11回】 分析2 【第12回】 分析3 【第13回】 プレゼン資料作成1 【第14回】 発表会 【第15回】 まとめ
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