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授業の内容(Course Description) |
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この授業は、4年次の教育実習における中学校社会科および高等学校地理歴史科の授業の準備作業となるものです。社会科・地理歴史科の授業がどういった条件の下で成り立っているのかを理解して授業資料を作成し、順番に模擬授業を行っていきます。前期は特に日本史の前近代の部分を範囲とします。社会科・地理歴史科教育法Ⅱを受講するための前提となるものです。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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この授業の目的は2つあり、1つは日本史の前近代の部分がどのように記述されているかを理解すること、もう1つは日本史の授業をつくる際の基本的な考え方を身につけることです。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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授業に3分の2以上出席して予習レポートを提出することが大前提です。その上で、おおよそ模擬授業20%、模擬授業後のレポート作成10%、試験70%の割合で評価をします。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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文部科学省『中学校学習指導要領解説 社会編』 日本文教出版 文部科学省『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』 教育出版 新課程対応『詳説日本史B』 山川出版社
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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模擬授業の担当になっている者は、出席者全員に配布する授業資料を作成すること、また、その時間に担当となっていない者は、模擬授業の対象範囲となっている日本史教科書を必ず読み、予習レポートを提出することが必要となります。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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いつも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業に参加して下さい。 第1回、第2回は模擬授業の順番を決めるので必ず出席して下さい。万一、出席できない場合は事前に私まで連絡して下さい。9号館1階第2研究室です。私が留守の場合は、研究室前の連絡袋に入れて下さい。なお、「授業の計画」の項目は、今後、多少変わる可能性があります。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 心構え、分担の割り振り、授業案の考え方 【第2回】 学習指導要領の読み取り方 【第3回】 授業指導案の書き方 【第4回】 原始社会 【第5回】 古墳文化 【第6回】 律令国家の形成 【第7回】 律令国家の仕組み 【第8回】 平安初期 【第9回】 平安中後期 【第10回】 平氏政権と鎌倉政権 【第11回】 執権政治 【第12回】 鎌倉文化 【第13回】 南北朝時代 【第14回】 応仁の乱 【第15回】 まとめと試験
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