Web Syllabus(講義概要)

平成27年度

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伝統文化研究(武道) I 中澤 雄飛
選択  2単位
【日本文化】 15-1-1334-4153-07

1. 授業の内容(Course Description)

 武道は、武士の戦いを起源とする日本の伝統的な身体運動文化です。相手との対峙の問題に止まらず、自己の精神修養をも目指す武道の思想は、日本の文化的特徴を反映していると共に、教育的な意義を有しています。本授業では、武道の歴史的変遷を辿りつつ、その文化性について解説していきます。
 また、実技を通して武道に関する知識を深めていきます。

2.
授業の到達目標(Course Objectives)

 日本の歴史と武道の関係について理解し、武道の概念について説明できるようになることを目指します。

3.
成績評価方法(Grading Policy)

 受講態度(40%)、試験(60%)
 授業回数の3分の2以上の出席者を評価の対象とします。

4.
テキスト・参考文献(Textbooks)

 テキスト:使用しません。授業内に資料を配布します。
 参考文献:中林信二 『武道のすすめ』 島津書房
      入江康平編著 『武道文化の探求』 不昧堂出版
      その他、適宜授業内で紹介します。

5.
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments)

 配布資料による予習・復習を行って下さい。また、日本文化に関するニュース、記事等には積極的に目を通すようにして下さい。

6.
学生への要望・その他(Class Requirements)

 実技を行う際には、運動のできる服装を準備して下さい。実技では、武道の経験は問いませんので、未経験の学生も安心して参加して下さい。

7.
授業の計画(Course Syllabus)

【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 武道とは?―名辞と種目から考える―
【第3回】
 武道の歴史①―柔道を中心に―
【第4回】
 武道の歴史②―剣道を中心に―
【第5回】
 武道の歴史③―弓道・合気道を中心に―
【第6回】
 武道と武士道
【第7回】
 日本刀の歴史と文化
【第8回】
 剣道の体験①(道場、礼法)
【第9回】
 剣道の体験②(基本動作)
【第10回】
 剣道の体験③(わざ)
【第11回】
 剣道の体験④(攻防の展開)
【第12回】
 稽古の思想
【第13回】
 武道と教育
【第14回】
 武道とスポーツ
【第15回】
 授業のまとめ、試験