1. |
授業の内容(Course Description) |
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支那事変(日中戦争)を事例とし、その発端、拡大、長期化の過程を、日本の政策決定に焦点を当てて考察する。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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事例研究を通して、日本の政治・外交・軍事戦略策定を研究する方法論を修得する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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質疑応答、レポート、出席状況等を併せて総合的に評価する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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【参考文献】 戸部良一『ピース・フィーラー―支那事変和平工作の群像』(論創社) 波多野澄雄・戸部良一編『日中戦争の軍事的展開』(慶応義塾大学出版会) 劉傑『日中戦争下の外交』(吉川弘文館) 日本国際政治学会太平洋戦争原因研究部編『太平洋戦争への道 3 日中戦争<上>』(朝日新聞社) 日本国際政治学会太平洋戦争原因研究部編『太平洋戦争への道 4 日中戦争<下>』(朝日新聞社)
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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事前に参考文献を十分に読んでおき、質疑応答の準備をしておくこと。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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レクチャーの内容に果敢にチャレンジし積極的に質問すること。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 ガイダンス 【第2回】 満洲事変以後の日中関係 【第3回】 盧溝橋事件 【第4回】 事変のエスカレーション 【第5回】 事変をめぐる国際関係 【第6回】 トラウトマン工作 【第7回】 「対手トセス」声明 【第8回】 徐州、漢口、広東作戦 【第9回】 汪兆銘工作 【第10回】 桐工作 【第11回】 第11軍の作戦 【第12回】 汪兆銘政権 【第13回】 大東亜戦争と支那事変 【第14回】 対重慶和平工作 【第15回】 まとめ
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