1. |
授業の内容(Course Description) |
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本授業では、春期に引き続き「女性」という観点から見た歴史(主に日本の歴史)について講義する。女性が社会的・文化的にどのように扱われ、語られてきたのか、さらには女性に限らず、性差に関わるさまざまな事象は、歴史学的にどのようにとらえることができるのか、その視点や方法について学ぶ。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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女性史という観点から、受講者自らがそれぞれの問題意識を形成し、それについて歴史学的な視点や方法によって考察が加えられるようになる。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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中間試験および秋期末に行う筆記試験により評価。出席率も勘案する。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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・授業時にレジュメ配布。 ・大口勇次郎・成田龍一・服藤早苗編『新 体系日本史9 ジェンダー史』(山川出版社2014) ・その他の参考文献は、授業時に指示。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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授業時に紹介する参考文献や史料の読解。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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・レジュメが配布されることに安心せず、メモやノートをしっかりとること。 ・講義内容をもとに自分自身で思考し、視野や関心を広げてほしい。 ・授業内容については、進捗状況等により、多少の変更がでる可能性あり。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 授業の内容、進め方、評価等についてのガイダンス 【第2回】 「開国」と女性 【第3回】 幕府の終焉と明治維新 【第4回】 「文明開化」と女性 【第5回】 「国民」としての女性 【第6回】 近代の女子教育 【第7回】 主張と表現 【第8回】 中間試験 【第9回】 「帝国」のなかの女性 【第10回】 「銃後」の世界 【第11回】 占領下の女性 【第12回】 「近代家族」における女性 【第13回】 戦後社会と女性 【第14回】 女性史から見る現代 【第15回】 まとめと期末試験
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