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授業の内容(Course Description) |
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約14年間の学校生活をおくり、社会に出る ―これを一般に「就職する」とも、さらに簡単には「働く」ともいいますが― ことをそろそろ目前に控えた皆さん。働くとは、いったい何でしょうか? 何をして、何のために、どんなふうに働きたいと考えていますか? 確かなことは、私たちが生きる社会/世界は人々が「協働」する=共に働くことにおいて維持されておりまた創りだされているということ。働くことは、私たちが生きる社会/世界を創っていく営みであり、また私たちが生き延びるために一般に必要とされることでもあります。グローバルな資本主義の展開に翻弄される世界にあって、今、私たちの「労働」はどうなっているのか、どんな働き方を追求すべきか、求められる働きとは何か、どうしたらそうした働きが可能になるのか、そうしてそのような私たちの働きがもたらすべき世界をどう構想するのか。授業のなかでまさに「協働」を実践しつつ、考えていきたいと思います。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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現代社会/世界の「労働」をめぐる状況について、基本的理解を形成する。そのなかで、いかに自分が「動く/働く」べきかについての展望を形成する。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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毎回授業への出席、授業内の発表、授業内のワークへの参加、期末レポートを総合して評価する。
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テキスト・参考文献(Textbooks) |
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授業内で適宜指示する。
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授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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次回授業で取り上げるテクストを読み、論点をピックアップしてくる。授業後に授業内容についてのフィードバックを返す。
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学生への要望・その他(Class Requirements) |
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既にどこかにある知識を吸収することを目的とする授業ではありません。吸収は前提、問題はそこからどうアウトプットするか。常に自分はどう「動く/働く」かを考えましょう。 いずれにせよ出席・参加が基本となりますので、そのつもりで。
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授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 イントロダクション(1):授業説明 【第2回】 イントロダクション(2):「労働経験」をシェアしよう 【第3回】 イントロダクション(3):「働く」とは結局何をすることか? 【第4回】 発表とディスカッション(1) 【第5回】 発表とディスカッション(2) 【第6回】 発表とディスカッション(3) 【第7回】 発表とディスカッション(4) 【第8回】 発表とディスカッション(5) 【第9回】 発表とディスカッション(6) 【第10回】 発表とディスカッション(7) 【第11回】 発表とディスカッション(8) 【第12回】 発表とディスカッション(9) 【第13回】 発表とディスカッション(10) 【第14回】 発表とディスカッション(11) 【第15回】 振り返りと展望
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