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授業の内容(Course Description) |
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この演習では、今日の情報化社会の歴史的な検討によって現代社会の捉え方を理解することを目的とします。情報化の歴史は、主として生活について理解することや、人と社会の関係について理解すること、そして社会の問題をいかに克服するかといった視点が求められます。それらの視点を通して、私たちが普段何気なく暮らしている情報化された社会そのものについて再定義し、今後の情報化の展開についても主体的に考えることが出来る素養を身につけることを目指します。特に秋期では、各メンバーそれぞれの問題意識を各自で掘り下げていき、それぞれの発表を通じて相互的に問題意識を共有していきます。
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2. |
授業の到達目標(Course Objectives) |
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各メンバーがそれぞれの興味関心に基づき、各自で調べ検討した結果を報告し合うことで今日の情報化社会における問題意識を相互的に共有します。そのうえで、さらなる課題を自ら発見し、掘り下げていこうとする態度を築いていくことを目標とします。
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3. |
成績評価方法(Grading Policy) |
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出席30%、発表課題とゼミ論文40%、ゼミ全体への貢献度30%の割合で換算し、それらを総合して最終的な評価を決定します。
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4. |
テキスト・参考文献(Textbooks) |
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各自でよく検討し、自分に合ったテキストを選ぶことが望ましい。選ぶときに迷った時は、必ず担当教員に相談すること。また、『社会学小辞典』などの用語辞典などを常備しておくと、資料作りの役に立つばかりか、より理解が深まります。
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5. |
授業時間外の学習《準備学習》(Assignments) |
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ゼミ発表の割り当てについては、必ず厳守しなければなりません。そのため、担当することになった回に備えて資料を熟読しておくことはもちろんのこと、関連する文献についても参照することが望まれます。そのうえで、わかりやすい資料を作成し、他の人にきちんと説明できる準備を行ってください。 また、ゼミ論文も授業時間外に執筆することになるため、オフィスアワーにおける相談や図書館を有効に活用するなどして計画的に進めていくことが求められます。
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6. |
学生への要望・その他(Class Requirements) |
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皆さんの自ら積極的に思考し行動する態度に期待しています。そのうえで、学友同士で語り合う機会をより多く持ち、同じ考えを持つ人々や、一方で異なる考えを持つ人々と上手に調和していく精神を身につけていってほしいと考えています。また、演習の特質上、学生には高度な自律性を強く要望します。
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7. |
授業の計画(Course Syllabus) |
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【第1回】 オリエンテーション 【第2回】 ゼミ発表について 【第3回】 当番による発表と討議(1) 【第4回】 当番による発表と討議(2) 【第5回】 当番による発表と討議(3) 【第6回】 当番による発表と討議(4) 【第7回】 当番による発表と討議(5) 【第8回】 当番による発表と討議(6) 【第9回】 当番による発表と討議(7) 【第10回】 当番による発表と討議(8) 【第11回】 当番による発表と討議(9) 【第12回】 当番による発表と討議(10) 【第13回】 当番による発表と討議(11) 【第14回】 ゼミ論(レポート)の講評 【第15回】 全体のまとめ
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